宝塚ホテルで開催された安奈淳さんの「Anniversary Lunch Show」に妹と行ってきました。新しくなった宝塚ホテルに行ったのは今日が初めて。思えば、旧宝塚ホテルへ行ったのは1回きりでしたが、それも「安奈淳スペシャルランチショー」でした。安奈さんのおかげで新旧宝塚ホテルに行けて良かったです。
まずはランチということで、「琥珀」という披露宴会場のようなところでフレンチのお食事。6人ずつの丸テーブルで、隣同士はアクリル板で仕切られてました。こういう料理をいただく機会がほとんど無いので、それだけでテンション上がりました。白ワインも美味しかったです。ただ量が上品だったので、もう1周くらい食べられたかも😓。
食事のあとは場所を変えて、「宝珠」という会場でショータイム。ホールの座席のような並びでした。私と妹の前が大きな人で座高が高かったので、平坦だしステージの中央に来るとちょっと見えにくかったです。
ゲストが榛名由梨さんということで、まず2人で「ばらベルサイユ」。この曲を2人で歌うのは当時ぶり?とのことでした。続いて安奈さんによる「紫に匂う花」「夢人」。いつ聴いても素敵😀。
あと、タイトルわからないけど、シャンソンとかカンツォーネ、ブルースなども歌ってました。歌うときにタイトル言ってくれるのだけど、私の脳みそが覚えてなくて😓。榛名さんが「シャンソン歌手としては日本一」と安奈さんのことをおっしゃってたけど、ほんと素晴らしい歌。
花組・月組 100周年のコンサートのときに、安寿ミラさんが歌って踊っていた「ブエノスアイレスのマリア」という曲が良かったということで、自分でも原語で歌ってみたいと思い練習なさったとか。たくさん聴いて、一旦カタカナにして、またたくさん聴いて歌えるようになったという話もありました。そして、その曲を披露してくださったのですが、これまた素晴らしくて。もう語彙が貧弱すぎてそれしか言えないんだけど、やっぱり耳がいいのでしょうね。あと、ポップスということで、高橋真梨子さんの「for you...」も。途中まで知らない曲だと思いつつ聴いてたけど、サビに来たら「あ、知ってる」となりました。
榛名さんが歌ってくれたのは、「ひとかけらの勇気」と「ウエスト・サイド・ストーリー」の曲のメドレー。榛名さん、聴くたびに声のパワーが増してる気がします。
安奈さんの最後の曲は「歌い続けて」。歌詞が安奈さんに重なるのもあるし、聴いていて心が揺さぶられる感じがします。
最後に、2人で「愛あればこそ」を。榛名さんが「もう飽きたんじゃない?」みたいなことをおっしゃってたけど、何度聴いても嬉しいです。この曲も2人だけで歌うのは、もしかしたら当時ぶりかもとおっしゃってました。「ベルばら」の曲はどれも名曲で、当時もLPをカセットテープに録音して、テープがビロビロになるぐらい聴いてたけど、飽きることがないです。
安奈さんと榛名さんは、2人寄るとほんとにトークが面白くて、トークタイムでは笑いが何度も起こってました。「仲が良い」だけでは言い表せないお互いの信頼感とか絆とか、いろんなものがありそうです。「ベルばら」ツアー時のエピソードとか、「それはダメだろ~」的なのもあって、すごい時代だったんだな~と。もう1時間でも2時間でも2人でトークしていただきたい感じでした。いくらでも面白いエピソードが出てきそう。
演奏は、ピアノ、バイオリン(?)、ドラムが1人ずつ。こんなシンプルな構成だけど、全然それを感じない演奏でした。素敵な生演奏に素敵な歌声という贅沢な時間を過ごすことができました。
安奈淳さん、観るたびに若く元気になっているように感じます。
今回は75歳の誕生日記念のランチショーでしたが、長くお元気でいていただきたいなと思いました。中学生の頃にファンになって、還暦が見えてきた今でも安奈さんの歌を楽しめるなんて、ほんとに嬉しいことだなと思います。
お誕生日、おめでとうございます🎉。
帰り、1人1本ずつ白バラをいただきました。お誕生日にこちらがプレゼントもらうなんてビックリだけど嬉しいサプライズでした。