久しぶりの宝塚大劇場です。前に行ったのいつだろう?って調べたら2009年9月の「ベルばら」でした。大劇場じゃなければその後に「相棒」も行ってるんだけどね。今回は妹から「4月29日に宝塚行く~?」と連絡があったので、「行こか~」ということになったのですが、演目を聞いてなくて。昨日、「そういえば、私は何を観に行くんだろう??」と思って調べたら、「ノバ・ボサ・ノバ~盗まれたカルナバル~」と書いてあって、「懐かしい~」って思いました。中学生の時に安奈淳さんのファンで彼女が歌うこの曲をよくLPで聴いてました。初演は40年前だけど、今までに何度か再演されています。安奈さんが主演された時はまだ私は宝塚にハマってなくて、観るのは今回が初めてです。
「ノバ・ボサ・ノバ」はミュージカル・ショーで、歌や踊りがメインで一応ストーリーもあります。舞台がリオで、サンバのリズムにダンスと派手で見てても楽しいです。で、曲が本当に大好きで。「ソル・エ・マル」「アマール・アマール」「シナーマン」とかもう素敵なんですよ~。今でもやっぱり大好きです。でも、こういうの見てても、「大野さんが歌ったら?」とか「こういうミュージカルやって欲しいなぁ」とか思っちゃうんですよね。 あ、それとちょっとしたアクシデントが2回ほどあって、1つは2人ででんぐり返りしているのがあるんだけど、1人のカツラが取れちゃったのと、もう1つはラストに一足早く幕が下りかけ、一旦上がってまた下りてきたという・・・。最初のはちゃんとキャラを守りつつフォローしてたので、「もしかして演出?」って気もしたんですが、幕はたぶん下りかけて上がるなんてことは無い気がするので、ちょっと間違えたかな?って思いました。
2本立てでもう1つはロマンティック・ミュージカル「めぐり会いは再び」というタイトルで、「マリヴォー作『愛と偶然との戯れ』」より」って書いてました。これ、なかなか面白かったです。伯爵の娘の婿選びのパーティがあって、娘は娘で相手の男の本性を調べるために侍女と入れ替わり、ある婿候補者は女性の本心を探るために従者と入れ替わってパーティに臨むという感じ。ありがちといえばありがちなストーリーだけど、見てて面白かったです。子供が見ても面白いだろうなぁって思いました。今日は妹と2人で行ったので、子供は連れてなかったんだけどね。でも結構子供さんが来てて、ケラケラ笑ってたから面白かったんだろうなぁと。
4月公演は初舞台生の挨拶とかラインダンスも見どころの一つ。緑の袴で初々しかったです。ラインダンスも可愛いし。この中からまた未来のトップスターが生まれるのかなと思うと楽しいです。ジャニーズJr.でもそうかもしれないけど、新人のうちに目を着けて見守っていく楽しみもあるとか。私はもうのどかに観るだけですけどね。
【主なキャスト】
★ノバ・ボサ・ノバ~盗まれたカルナバル~
ソール: 柚希礼音
エストレーラ: 夢咲ねね
ルーア神父: 涼紫央
シスター・マーマ: 英真なおき
マダムX: 万里柚美
★めぐり会いは再び~マリヴォー作「愛と偶然との戯れ」より~
ドラント・ヴェスペール: 柚希礼音
シルヴィア・ド・オルゴン: 夢咲ねね
マリオ・ド・オルゴン: 涼紫央
オルゴン伯爵: 英真なおき
ラルゴ伯爵夫人: 万里柚美
リュシドール・グラファイス: 夢乃聖夏
ブルギニョン(ドラントの従僕): 紅ゆずる
リゼット(シルヴィアの侍女): 白華れみ