「若冲ミラクルワールド 第4回」 黒の革命 水墨画の挑戦者
若冲の水墨画、とっても勢いがあって素敵。やっぱり鶏が好きかな~。若冲の絵を見てると、鶏がとっても”すごい鳥”みたいな気がしてきます。鶏の美しさとか力強さとかに改めて気づかされる感じ。「筋目描き」も、よく上手くコントロールできるもんだよなぁって思いました。やりようによっては随分雰囲気が変わるみたいだし、思い通りの筋目をコンスタントに描けるって・・・ねぇ。どれだけ描いたんだろう?って思います。
今日の対談は狩野博幸さん。「目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』」の編著者でもあります。大野さんと一緒にいるとかなり大柄に見えました。野菜でできた「涅槃図」面白かったなぁ。ああいう発想で絵を描いていくと、いろいろなパターンができそうですね。
4回いろいろ見てきて、「こんな方法で描かれました」ということも解き明かされていたけど、計算してやってたというよりは、いろんなことをあれこれやってて、「あ、これ面白い」とか「あ、これいいやん」みたいな感じでノリノリになってああなっていったような気がします。若冲さん、没頭するタイプみたいだし。
「若冲ミラクルワールド」、私でも結構楽しめたんだから、大野さんだったら本当に嬉しい経験だったんじゃないかなぁ?NHKさんも大野さんの使い方が上手かったと思います。台本どおりの司会進行ばかりだったら良さが半減したんじゃないかと。素の大野さんのリアクションとかコメントとかを見せてくれたのが、とっても良かったと思いました。ああいうのって、プロローグ番組だけかなって思ってたんですよ。本編ではほとんど真面目に進行だけしてるのかなと。でも本編でもキラキラ大野さんがたくさん見られて良かったです。
発表から2ヶ月弱、待ちに待ってもう終わっちゃったけど、またこれを機会に、こういうまともな番組に出してもらえたらいいなぁと思います。5月15日には一挙再放送もあるしね。本編とは別に、大野さんのとこだけ抜き出した大野さんバージョンも作りたいし、きっとまだ1ヶ月くらい若冲ワールドにハマってるんだろうなぁって思います。