先週から書店に行けてなくて、今日久しぶりに地元駅の書店に行ってみたら、大野さんの表紙の雑誌はJ Movie Magazineが1冊残ってるだけでした。売れてるのは嬉しいけど、書店にずらーっと並ぶ姿が見られないのはちょっと寂しい気も。
★ぴあ Movie Special 2017 Summer
◎表紙
全体的にブルー調というのも嬉しい、大野さんの表紙です。
◎『忍びの国』その男、不敵なり。(p4)
大野さんのグラビア&インタビューが7ページ。このジャケットもいいな~。ニットかな? 足組んで椅子に座ってる姿も素敵。p10の写真もカッコいいな。
インタビューでは、最初に話を聞いたあたりの話とか、好きなアクション映画の話をしていました。昔やっていた舞台「KYO TO KYO」の頃を思い出して、 「昔やっていたことの全部に意味があって、つながっているんだろうなと思いました。」と。大野さんがよく言う、「人生に無駄なことは無い」っていうのは本当だなと。
鈴木亮平さんとのアクションでは、稽古で組んでいたアクション部のスタッフさんより鈴木さんの身長が高かったので、動きを調整する時間も必要だったとか。鈴木さんは186cmもあるものねぇ。身長が違うと目線とか刀の当たる位置とか変わって来るだろうから、感覚がだいぶ変わってしまう気がしますね。
「リハーサルでは亮平くんと最初はゆっくり、だんだん速くやって、気持ちを入れて本番、みたいな流れでしたね。」と。公開されているメイキングでもちょこっと練習風景があったけど、DVDでもガッツリ入ってるといいなぁ~。
無門についてもいろいろ話してましたが、芝居的には、 「基本的には最初に僕が思うナチュラルな芝居をして、そこから監督が”こうやって、次はああやって・・・”といくつかパターンを撮っていく感じでした。」と。そうやって演出を受けながら、 「想像していた以上に無門は笑うんだな」とか意外な部分もあったとか。
お国とのシーンの撮影は、全体の最初と最後の方だったそうで、 「クライマックスのシーンを最後の方に取れたのも良かったです。」と。ストーリーの流れに沿ってる方が、自然と気持ちがそうなりますもんね。あと、石原さとみさんについての話もしてました。
座長として意識したことを聞かれて、 「何にもないよ(笑)」と。 「できる限り迷惑をかけないでいたいかな、っていうことぐらい。」ということで、見えないところで努力をいっぱいしていくわけですね。 俳優の先輩やジャニーズの後輩もいる中で、 「そのことに対する大野の姿勢は実にフラットだ」と。 あまり先輩・後輩を意識することは無いそうで、 「自分に何ができるかは考えるけど、相手に何か求めることはないです。」と言ってました。こういう考え方は大野さん、一貫してますよね。自分もこうありたいと思うけど、なかなか難しいです。
「自分は俳優だとは思っていない」と言う大野さん。そこに込められた思いについても語られていました。 「もちろん撮影に入れば徹底するし、与えられた役を演じきるために自分ができることはすべてするけれど、演じる仕事だけをしているわけではないから。ただ、ひとつの役を演じるときに、いつもの普通の自分ではいられないっていう感覚はあります。」と。なので、演技仕事をしているときには、好きなものを封印するとか、自然とそうしている自分がいると言ってました。
こういう話を聞くと、演技仕事は身を削ってやってくれてるんだなと。それだからあんなに引きつけられるのかな。実生活もキャラクターに寄っていくから、「魔王」みたいな役は本当に大変なのでしょうね。またああいう役も見たいけど。でも、今だったら、経験積んだ分、あの時よりは上手くコントロールしていけるのかもしれないですね。
◎大野智×中村義洋(p11)
大野さんと中村義洋監督のトークが5ページ。さっきのページとは衣装も違います。ジャケット、シャツ、黒っぽいパンツで、ちょっとカジュアル度が減って、キレイ目に寄った感じです。
お互いの初対面の印象は、 「話してはくれないけど、嫌われてはいないというのは分かった」(中村監督)、 「最初から違和感がなかったし、現場に入ってからも監督率いるスタッフさんたちの雰囲気がすごく好きだった」(大野)と。 中村監督チームのノリと大野さんはすごく合ってるという話もありました。コントが始まってもちゃんと大野さんは乗ってくれるのだとか。
無門がお国に優しい言葉をかけられるシーン、日が落ちちゃうとバタバタしてる中での本番だったそうですが、一発OKだったとか。 「しかも、これなら合格点かな?という芝居ではなく、ものすごい高いところまで来ていたから、やっぱりすごいな、と。」(中村監督)ということでした。他誌でもこのシーン、絶賛してくれてましたね。
大野さんが集中してたのに横でふざけて話しかけたりして反省したという話が他誌でもちょこちょこ載ってましたが、そのあたりの話がもっと詳しく載ってます。 大野さんは、大切なシーンのために気持ちを作ってたものの、スケジュールがずれて、それを維持するのがしんどかったそうで、 「考えすぎるのも良くないし、コントロールするのも難しかったから、監督が僕の気持ちを和らげるために言ってくれたんだと思ってました。」(大野)と。監督は反省してたけど、大野さんは、実際よりもっと良い方に受け取ってくれてたんですね~。
大野さんが動きを考えたという話も、詳しめに載ってました。 鈴木亮平さんとのアクションを3日かけて撮った後、よける動きが6カットあったのに全然考えてなかったことの気付いて大野さんにお願いしたら、ひとりで部屋にこもって15分くらいで出てきて見せてくれたんだとか。 「あの時は、みんなで『わーっ!』って拍手しました(笑)。」(中村監督)と。 「何かをよける動きに関しては、大野くんにほぼお任せしました。」(中村監督)ということなので、他にもちょこちょこあるのかな?
中村監督は、俳優としての大野さんについて、ここでも絶賛でした。瞬発力がある、ニュートラルな状態になれる、プロとして準備をしてきた上でライブでお芝居をするというのは、 「すごくレベルが高いこと」(中村監督)だと。 大野さんの、 「セリフはもちろんちゃんと頭に入れて、あとはあまり固めないで、作り過ぎずにいくようにしてますね。」というスタンスが非常に監督の好みと合ってるんですね。 大野さんの俳優としての魅力として語ったことを、そうあらねばダメということで、いろんな俳優さんに言ってるそうなので。
もしまた一緒にやるとしたらという話もしていました。前作から今作まで6年ということで、次は6年後?と。大野さんは42歳ということで、「若い人たちにどう向き合っていくかを考える役は、もうできますよね。」(中村監督)と。42歳の大野さんはどんな役を見せてくれるのかなぁ。「怪物くん」からの6年はあっという間だったから、あっという間に6年後かしら。 セカムズを観て、 こういうのやりたいなと思ったという話もしてました。 鬼のようにセリフがある役で、 「ダメだよ、ちゃんとセリフ覚えて来ないと!」って言ってみたいのだそうです。なかなか大野さんにそんなこと言う機会はないですもんねぇ。ちゃんと覚えてくるからね😀
この2人は波長が合うからか、トークも面白かったです。中村監督がよくしゃべってくれるから余計話が弾むという感じ。長くて読み応えあるけど、面白いのでサクサク読めてしまいました。映像でも見てみたいと思いました。きっと楽しそう♪
◎ぴあ Movie Special 広告(p59)
ぴあ Movie Specialのお知らせが1ページ。季刊で次号や9月発売予定だそうです。今号を含めた過去4冊の表紙が載っていて、今号の大野さんの表紙が大きく載ってました。
◎2017年夏~秋 新作映画先取りカタログ(p96)
p97に「忍びの国」の紹介もちょこっと載ってます。
◎全国前売鑑賞券(p111)
チケットぴあのお知らせページかな? 「忍びの国」も載ってます。前売券のPコードも載ってました。
◎裏表紙
「忍びの国」のフライヤーの画像が載ってました。