昨日届いた映画誌の続きです~。
★CINEMA SQUARE vol.90
◎監督が語る映画の現場「忍びの国」中村義洋(p29)
「忍びの国」が6ページ。中村監督のインタビューで構成されています。インタビュー形式になってますが、内容的にはだいたい先ほどの記事の中村監督の話と同じ感じですが、あちらにはない話もありました。 「最初に脚本や原作を読んだ時は、体型からして全然無門のイメージじゃなかったんですが、やってくうちにどんどん近付いてきた気がして。年齢的にも今の彼の年齢だから成立したと思う。」と。あの小説の挿絵や漫画の無門と大野さんはビジュアル的にはだいぶ違う感じがしますが、私が小説を読んだのが無門=大野さんと決まったあとだったので、頭の中では大野さんで無門が動いてました。
無門は基本、ダラダラ、ニコニコ、ということで、 「だからtまに『スチール撮ります!』って日は、カメラマンさんが嘘をつこうとしてて。そんなシーンじゃないのに笑顔なしでカッコいい感じのポーズとかさせてるから、”それ嘘じゃん!”って思ってました(笑)。」と。あのフライヤーの無門さんはそれで撮ったのかな?
「多分普段は役のことは全部捨ててるんだけど、『用意スタート!』の直前から一気に集中するんだろうな、と見ていて思いました。ただ例外的だったのがさっき話した後半30分。特にラストシーンでは朝から顔つきが違ってて、僕が何か冗談を言っても耳に入らない感じでした。僕もそんな日にくだらない冗談を言うもんじゃないなって、反省しました(笑)。」と言ってました。監督さんも反省するほど役に入ってたのね。その後半の撮影にもメイキングが入ってるのかな。
大野さんも鈴木さんも知念さんも動ける人たちということで、 「ラストの戦いのシーンは、3日間掛けて撮ったんですが、ほぼ実際にやれちゃったからなぁ。実質98%くらいは本当にスタントなしで戦ってると思います。」と。 鈴木さん演じる平兵衛と大野さん演じる無門はアクションのタイプが違うそうで、 「平兵衛はアクションというより殺陣って感じで。いい意味で動きが硬いんですが、無門は超人なんでそれこそダンサーのように軽やかな”アクション”なんです。実際大野君はダンスの振りを覚えるようにアクションをこなしていて、こうきたらこっちでしょって感じで臨機応変にやれる人だから、鈴木君は『太刀打ちできない!』って言ってたみたいです。」と。 鈴木さんと大野さんのアクション談義も聞きたいなぁ。直前になったら2人の対談とかあるかしら。
最後に1ページ、フライヤーの無門さんがいて、完成披露試写会のお知らせがありました。5/31の都内での試写会に10組20名のご招待ということで、応募方法はp122参照。アンケートはがきでの応募になります。
あと2誌あるけど、それは別記事で~。