6/1（水）にオンエアされた「世界一難しい恋」８話の感想です。
７話の終わりの喧嘩から、まだ仲直りできず・・・どころか余計に距離が離れちゃって、２人の関係的には最悪な回かも。
「世界一難しい恋」 第８話
改めて見ても、あのベッドのシーンは零治さん、いかんわ～。 「ふーん！」もだし、「クビだ！」もねぇ・・・。 でも、数日後の社長の出社した様子がしょげまくり。。。で、今回のモノローグ（”モノ”ではないけども）は企画戦略部のみなさん。みんな、最近の社長は好きだったんですね♪ あの社長に戻ってもらおうと決意を固めて刑事ドラマのＯＰみたいな図になってるけど、そこにひょこっとのぞく三浦くんが良いなぁ。
社長室で深く反省している零治さん・・・。ちゃんとわかってるのよね。言う前に気が付くとよかったんだけど。 履歴書の住所見て美咲さんの自宅に行くなんて、ほんとやめて正解。村沖さんの言う通りです。そんなことしたら、もう恋愛どうこうより、社長が辞任しないといけないぐらいのレベルじゃないかと。
石神さんの車にみなさんが集まるっていうシチュエーション、好きだわ～。で、今回も白浜部長は外なのね。
美咲さんの送別会のお知らせにダーツがあって、それを発案した三浦くんの理由を聞いて、ちょっと嬉しそうな顔をする社長の表情の微妙さが上手いな～と思いました。
送別会で、 「社長にお話ししたいことがあります」と最初に美咲さんが言ってたけど、それは何だったのかなぁ。ステイゴールドホテルに再就職したという話だったのかしら・・・。社長、がんばって美咲さんのクビを撤回して、企画戦略部のみなさんも喜んだのにね。 笑顔で「ステイゴールドホテルに・・」なんてね。 「神奈川県から出ていけ」もヒドイけどね。 せっかく社長が歩み寄ってるのに、美咲さんの態度は何なんだよーとドラマ見てると思う。でも、よ～く考えたら、たぶん、普通は美咲さんみたいな感じになるんじゃないかなと。ベッドの件は１００年の恋が冷めて不思議はないし、もう別れたつもりなら、別に社長がステイゴールドを嫌だと思っても、そんなの関係ないもんね。何で、相手に遠慮して自分の人生を調整しないといけないんだか。むしろ、あてつけにわざとステイゴールドに就職しちゃうかも。まぁ、美咲さんがあてつけに就職したかどうかはわからないけど。何せ、１位のホテルだから、普通にそこに就職できるなら最善の再就職先だものね。 美咲さんが「ほんとにそんなこと言う人がいるんですね」って言ってたけど、いつぞや石神さんにお薦めしてた「神様のボート」に似たようなセリフがあるというのを、ネットで見かけました。
自宅に戻っての、社長と村沖さんの会話、村沖さんの迷いの無さが気持ち良かったです。スパッスパッとね。村沖さんのことを木綿豆腐に例える社長が面白かったな～。それを失礼と怒ることも無く、 「せめて絹ごし豆腐にしてください」と返す村沖さんもさすが。 で、 「厚揚げじゃないだけましだと思え」ってもう何がなんだか。
和田社長のとこでは、めちゃクールに話してたけど、村沖さんに和田社長が振られた理由を聞いた時の顔が、いきなり三枚目～。そのあとは一生懸命クールに戻してたけどね。困惑しきりな感じが上手いな～。
石神さんが言うゲーテの言葉、 「愛する人の欠点を愛することができない者は、真に愛しているとはいえない」っていうのは、現時点での美咲さんと村沖さんを対比する上で、とても有効な言葉だなぁと。このあと最後のシーンでもこれが生きてますね。
鮫島社長、和田社長と会うと、 「気力と体力が吸い取られる」って・・・。顔が赤いのも「和田から出てる強烈な紫外線のせいだ」とか言うし。でも、前に三浦くんが和田社長と日焼けの話をしてたし、和田社長はそういうキャラなのね。
お熱の社長を自宅に寝かせて、おかゆを作って、足をマッサージしてくれて・・・ってなかなか秘書はそこまでやらないよね。これ、普通の男の人やられたら、やっぱり勘違いするよねぇ。 で、和田社長に電話したのが「昨日の夜」ってことは、村沖さんが帰ってから、わざわざ電話したのね～。いちいち和田社長に報告するのは何で～？ 和田社長のリアクションが面白かったけど。
三浦くんが零治さんのお父さんに、 「社長を生んでくれて本当に感謝っす。ありがとうございます。」って言ってて、ちょっと「VS嵐」の大野さんの誕生日メッセージを思い出しました。零治さん、お父さんにはキツいね。でもキツイ言葉を投げかけてる社長がちょっとカッコイイ♪
で、また石神さんの車に集まってる企画戦略部の面々。 「社長がどうしてあそこまでお父様のことを嫌うのか」の理由を石神さんに聞きに来たのだけど、私も「それ聞きたい～」って思いました。ずっと使ってるカバンをプレゼントしてもらっても、私は全然いいけどな～。今の痛んだら使えるし。売り言葉に買い言葉で奥さん追い出しちゃったんですねぇ。あとで村沖さんも言ってたけど、ほんと似た者同士・・・。
夜中に水飲んでる零治さん・・・素敵♪
奥さんを追い出した父親と、美咲さんを会社から追い出した零治さんは似てるから、父親を許せないんだって村沖さんが指摘。 零治さんを喜ばせようと会いに来る勇気が父親にはあると言ってたけど、奥様はどうなったんでしょうね？ それっきりなのかしら。 あと、しょうもない嘘つくとこも似てるみたいで。
三浦くんが社長の家に来た時の零治さんの反応が良いわ～。 来た時の表情とか、 「モデルルームみたいですね」に返す言葉とか（美咲さんのときとえらい違い・・・）。そばとチキン、私は好きかも。そばだけ食べてると、ああいう油系が欲しくなるのよね。普通は天ぷらが良いのだろうけど。
夜、布団を持ってくるとことか、ソファで寝てる父親に毛布を掛けようとしてるとことか、良かったなぁ。何で隠れるの～と思ったけど、父親に優しくするのも不器用よね。でもお父さん、嬉しそう♪ 可愛かった・・・お父さん。
村沖さんにまたマッサージしてもらおうと家に呼んで、洗面所で化粧水（？）ぱちゃぱちゃした後、リップクリームは・・・塗りませんでしたね。ベッドに乗るのにくるっと乗ったのは何で？ お茶目だわ。 村沖さんによろめこうとする零治さんに、キッパリ言ってくれた村沖さん、さすがやわ～。 「マッサージのおばちゃんにすら恋をしてしまう危険な状態」って～。早めに社長の勘違いをビシッと指摘してくれて良かったわ。 これで１話とか２話とか引っ張ってる場合じゃないからね。
それで決心して緑のネクタイしてスーツ着て走って行くの、カッコ良かったな。コンシェルジュの美咲さん、めちゃ似合ってる～。仕事バリバリやってるし。即戦力やね。コンシェルジュの美咲さんと話してる零治さん、素敵だったなぁ。声も素敵♪
帰りに待ち伏せしてた零治さんに、 「警察呼びますよ」ってキツイな～。いや、わかるんだけどね。別れた男が待ち伏せしてたら嫌だもの。 で、それから美咲さんに一生懸命ゲーテの理論を引用しつつ美咲さんにアプローチするんだけど、まったく美咲さんに響かず・・・。 まあ、零治さんが相手の欠点を認めたからって、美咲さんが何で認めないといけないんだ？っていうのは確かにねぇ。美咲さんの言うとおり、零治さんすごい強引だけど、頑張ってるな～と思うから、やっぱり零治さん寄りで見てしまうけどね。美咲さんが条件を出したのは、単に帰ってもらうためかなと。次の条件はメールでなんて冷たいなぁ。 「ありがとう、気を付けて。いさなみすやお」って笑顔で言ってる零治さんだけど、その後の表情はちょっと微妙な感じで後姿もちょっと切なかったな。
予告は自転車通勤したり、スウィンギーの着ぐるみ着たりと、またいろいろがんばるみたいで。零治さんの書き込みした本を見る美咲さん、それで何か変わるかな。 ネットで流れて来た１分の予告も見たけど、何せ、セカムズの予告はいろいろ翻弄されるから、実際にどういう展開になるのかは見て見ないとね。和田社長も気になるなぁ。
今回は、ドラマを見てる時点では、とにかく美咲さんが怖いな～と。まだ退社してそんなに経ってないのに、もう再就職決めちゃって、それもステイゴールドだし、可愛げない～って思ったし、最後の零治さんが一生懸命話してるところでも、美咲さんの表情が怖いし、目がすごく冷たいし、見てて嫌悪感すら覚えるぐらい。
でも、美咲さんは、私らが見てる、零治さんの努力を知らないものね。「あ、この人ダメだ」って思ったら、もう愛なんてなくなるし。そこでクビ撤回って言われても、「は？」だし、待ち伏せされて付きまとわれて、わけのわからんこと言われたら、やっぱり「は？」だし、条件のませて追い払いたくもなるわねぇ。
うん、わかるの。そこはわかるけど、ドラマの表情が怖すぎて、欠片も愛が残ってる気がしなくて、ドラマを見てると、もうその女はやめたら～っていう気になっちゃう。まあ、そう思わせるのが狙いなら、成功だけどね。 零治さんが、正論ふりかざしてくるキツイ女・・・を好きなんだから仕方ないね。
９話で、零治さんのこと、わかってくれるといいんだけどな～。予告のハグはどういうハグなのかな。いい方向に行くのだといいけど。美咲さん、私的好感度ダダ下がりなので、いい子やんって思えるような描写が出てくるといいな。可愛い笑顔を直接零治さんに見せてあげてほしいです。零治さんも成長しなきゃだけど、美咲さんも成長しないと上手く行きようがないと思うし。
８話の視聴率は12.1%と、前週よりはちょっと下がったけど安定～。あと２話、この調子でいってもらいたいな～。
音無さん役の三宅さんによると、社長企画戦略部のセットでの撮影は今日が最後だったとか。クランクアップももうすぐなんでしょうね。この愛すべき鮫島零治に会えなくなるのは寂しい～。