「Space Battleship ヤマト」観て来ました。ビジュアル的にはあまり違和感もなく、全体的にもよく出来ていたように思います(何か上から目線かなぁ・・)。でもね、どうしても私はアニメ版を重ねて観ちゃってるのよね。だから、映画自体のシーンにアニメ版のいろんな結果とか想いとか全部乗っけて見てる感じ。最初に「ゆきかぜ・・・」って名前を聞いただけで、もう泣きたい気分だったもの。要所、要所は結構アニメ版に忠実に作ってある感じ。森雪のキャラクターが違いすぎるけども、黒木メイサの森雪ならこういうイメージが合ってるかもなと思いました。ただ古代進との関係が進むのが急展開すぎるというか。で、ラスト、そこまで行くか!?と。音楽もお馴染みの音楽で良かったです。やっぱりヤマトはあれじゃないとダメって感じ。スティーヴン・タイラーの主題歌は悪くはないけど、ちょっと合ってない気もしたかなぁ。佐々木功さんも参加していたことだし「真っ赤なスカーフ」が良かったなぁ。
<感想いろいろ>
・アナライザーの声がアニメ版と同じで、「アナライザーだ!!」ってすぐ世界に入っていけた。
・デスラーの声もアニメ版と同じ伊武雅刀さんっていうのがうれしかった。
・スターシャの声も上田みゆきさんっていうのがうれしかった。
・ナレーターが佐々木功さんっていうのがうれしかった。
・やっぱり古代&島が年とりすぎな感じが・・・。
・1回目のワープがあまりにもあっさり成功していてあっけなかった。
・1作目の話だと思って油断してたらどんどん人が死んでいった。ヤマトは2作目の終わり方という感じだった。
・古代と雪の関係が急展開すぎて、「いつの間に~?」って感じ。おまけに「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールドエンド」な終わり方だった。
・ガミラス側の戦闘機とか空母がエイリアンみたいだった。やっぱり2連3段空母とかにして欲しかったなぁ。
・ガミラス星人が・・・エイリアンのようなロボットのような・・・。
・デスラーが・・・実体は無くて斉藤に乗り移ってしゃべったりしてたけど、最後に出てきて形になったときはターミネーターみたいだった。
・スターシャの実体は出てこなかった。森雪に乗り移ってしゃべってた。
・アナライザーもロボット体は出てこないのかと思ったら、中盤で出てきてなかなかかっこいい活躍だった。
・プログラム読んで思ったけど、この作品が良く仕上がったのは監督さんとか役者さんのヤマトへの愛だなぁと。
最初、実写化と聞いた時はどうなることかと思ったけど、案外良かったなぁと思いました。内容的には1作目+2作目という感じだったけど、1作目だけでも良かったんじゃないかなぁ。そしたらもうちょっと1つ1つのエピソードが丁寧に描けたんじゃないかと。終わり方もハッピーエンド的に終われるし。第2弾だって作れるしね。2作目の映画はとにかくどんどん人が犠牲になって行く話だから悲しくて嫌なんだな。途中からこの展開になってきて「あれ?この人1作目で死んだっけ?」とか思ってるうちに、「これ2作目の話になってるなぁ」と気がついた次第で。私はずっとアニメと重ねて観てたけど、アニメ版を知らない人の感想ってどんな感じなのかな? ちょっと聞いてみたい気がします。