嵐の33枚目のシングル「Dear Snow」です。初回限定版には普通のPVとフォトバージョンのPVとPV収録時のフォト66枚が入ったDVDがついてます。が、カップリングはありません。通常版には「タイムカプセル」というカップリング曲と2曲のカラオケが入ってます。
で、「Dear Snow」ですが、Twitterの方でもちょくちょくつぶやいてましたが、発売前の宣伝文句(?)に「哀しみと痛み、儚さと切なさの中にも、凛とした力強さをたたえた、どこまでも美しい嵐史上屈指のラブバラード」って書いてあったのよ。なので、どんだけすごいバラードなんだ?と思って結構期待してたんだけども・・・ちょっと期待が大きすぎた・・・。最初聴いたとき、思ったより明るくて軽い感じに思えて、何か物足りないなぁと。湿り気が足りないというか。その反動か、「Be with You」とか「Deep Sorrow」とかやたら聴きたくなっちゃって、かなりリピしました。
で、落ち着いたところで「Dear Snow」も何度か聴いてるうちに、結構いいかなと。あの宣伝文句のせいで、切ない度MAXのバラードを期待しすぎちゃってたんだなと。あれを見なかったことにすれば普通にいい曲だし。二宮さんと大野さんのソロが良いんですよね。映画「大奥」の主題歌ってことで、二宮さんメインな感じですけど、曲の感じと声が合ってて切ない感じで、映画を観てから聴くとまたいいんだろうなぁと思いました。でもやっぱり大野さんのソロが良かったです。「白く燃える恋は~」のとこがこの曲のアクセントになってると思うんだけど、スパッと力強く出て気持ちいいんですよね。このソロから松本さん&櫻井さん&相葉さんへ行って、二宮さんのソロで大野さん&二宮さんのデュエットに至るところが一番好きだな~。「大奥」のラストで流れるらしいんだけど、映画館でこの曲聴きたいなぁ。何かそのためだけにでも行きたい感じ。
PVは全然踊らないし(Mステ見てもそうだったね)、動きがほとんど無いんだけど、表情が良いので案外いい感じ。大野さん見てて、本当にこの人ってば雰囲気に入り込んじゃう人なんだなぁと思いました。ドラマもそうだしね。歌でもPVでもそうなんだなぁと。私は大野さんのファンなので余計そう見えちゃうんだろうけど、他のメンバーのファンでもそれぞれツボがあるんじゃないかなぁと思いました。これは「素敵だな~」と鑑賞するPVですね(はは・・)。ただ土足で畳は確かにどうかなって感じはありますね。板の間だとそんなに違和感なかったのにね。あとは土間にするとか、庭園にするとか。または和服に足袋とかね。私はまぁそんなに気にしないけども、結構不快感感じた人も多かったみたいだし、そう感じさせるようなPVというのはやっぱり良くはないよね。
フォトバージョンのPVは、まぁ写真がスクロールしてたりするような、YouTubeとかのファンビデオでありがちなやつです。その写真が66枚のフォトからなのか他のもあるのかはよくわかりませんでした。66枚のフォトの中には二宮さんと大野さんが武術ごっこ(?)してるのとかありましたけど、全体的にはマジメな顔がほとんどでした。たまに笑顔もありましたけど。
カップリングの「タイムカプセル」ですが、こっちは「ちょっとがんばってみようかな?」って思えるような曲で、私はこっちの方が曲としては好きかな。私らぐらいの歳になると余計に染み入る歌詞なのよね(あぁでも30代ぐらいがジャストな感じかも)。