11/06の大野さんのラジオ「Arashi Discovery」で、ダンスの話をしていました。先週は置いときたい話が多かったなぁ。
「私は、他の誰かより上手く踊ろうとはしない。ただ、自分自身より上手く踊ろうとしているだけだ」
似てると思うんだよな、言い方。
これは、世界的に有名なバレエダンサー、ミハイル・バリシニコフさんの言葉です。ねっ。
え~、んふ、日本人じゃなかったですね。
旧ソ連出身の、バリシニコフさんは、1974年にアメリカに亡命し、え~1977年に、映画「愛と喝采の日々」でアカデミー賞にノミネートされています。
ほぉ~、すごいなぁ。
この言葉は、リスナーのもんもんさんから教えていただきました。
メールを読みますと、
「この言葉は、大野さんも同じようなことをよく言っているような気がして選んでみました。この言葉ってダンス以外にも通じますよね。大野さんのその言葉を目にしたり読んだりするたびに、そうだよなぁと思うのですが、つい、他人と自分を比べたり、勝手に競う気持ちになったりして、ダメだなぁと落ち込んでます。大野さんはいつからそんな風に思えるようになったのですか? 最初からですか?」
あぁ・・・。
いやっ、人間・・・比べるよね、人と。
最初・・・は。
若いうちは。
僕もあったもんね、10代は・・・。
人と勝手に比べてたよね。
いいなぁとか。
あるよね、それは。
でも、いつからだろうねぇ~?
何かねぇ、本もらってねぇ、”人と比べてはダメ”みたいな・・・言葉があって。
”昨日の自分と比べなさい”みたいな・・・
”昨日より、何でもいいから一歩成長する自分になってなさい”みたいな。
はぁ~、カッコいいなぁと思って。
そうしていけばいいんだ、みたいな言葉を、オイラ目にした時に、そっから変わったかな。
それがね、たぶんね、18、19ぐらいなんだよね。
デビュー当時かなぁ。
まぁこの話、ダンスでゆったら・・・
僕はねぇ、何かねぇ・・・
わぁ~、あの人のダンス、カッコイイなぁ、マネしよう!って。
で、マネして、近づこうとしてた、ず~っと。
でもやっぱり、最初の方はねぇ、できないじゃん、そんな上手く、マネ。
でさぁ、でもさぁ、もうねぇ、ジュニアんとき、まだ踊り・・・自分の中でねぇ、好きだけど極まってない時ってさぁ。
で、何か踊るじゃん、歌番組かなんかで。
で、何か、自分で、わっ、ちょっ完璧に踊れたなぁみたいな・・・
で、ビデオ見返したら、全然、自分のイメージと違うことが山ほどあって。
もう、腹立ってた時あったね。
それでもう、上手い人の何かダンスビデオを、もうテープちぎれんじゃねぇか?ぐらいで・・・
家帰ってずーっと見てんの。
それを、自分に置き換えて。
もう想像の世界でやってた。
ほしたらだんだん近づいてきて。
で、ばぁ~!出来た!っていう時があったねぇ。
う~ん。
積み重ねてたからかもね。
好きだったからねぇ。
ま、最初はね、出来ないけど~。
一気にできないよね、そういうのってね。
徐々にだよ、徐々に。
う~ん。
近道は・・・するとダメですよ、何でも。
えぇ、いい話したね、久々に。
そうだね、このいい話、このいい流れの空気のまま、ライブがんばりましょうか。
大野智、ちゃんとやれよっふっふっふ(笑)
以上、大野智でした!
本の言葉をそのまま素直に受け入れて実践できるっていうのが、すごいなぁと。こういうの、わかっててもなかなかその境地に至らないんだよねぇ。嫌いなことにエネルギー使うのもったいないとか、他にもいろいろあるけどねぇ。わかってるし、そう思うのに、ダメなんだよねぇ。何でかね? もう、「若いうちは・・・」っていうのも当てはまらないし・・・。困ったもんだわ。
テープちぎれるかもっていうほど見て、極めたダンス・・・思いっきり披露してもらいたいな。大野さん自身も前に言ってた通り、キレとか、ガムシャラとか、そういうのだけじゃなくて、味のあるダンスを見せてもらえると思うのだけど。嵐の結束がより強固になったって、松本さんも言ってたし、ここで各自ソロ活動を充実させるというのでも良いと思うんだけどな~。歌の方でも、大野智20周年記念ソロアルバム待ってます。