朝、娘がセブンイレブンでパン買ってから学校へ行くと言うので、日経エンタを買おうと付いて言ったのに、近所のセブンには無くてガッカリ。昼から息子の入学式があったので、その帰りに書店で買ってきました。
★日経エンタテインメント!
◎表紙
散髪後でちょっと短めの髪だけど、「ちょっとこっち見た」風の表情で、色っぽいなぁと思いました。衣装はシンプルな感じで、白シャツに紺(?)黒(?)のスーツ。
◎目次(p9)
右下に大野さんの写真があります。
◎テレビ春改編ガイド
p11に「嵐で泣き笑い」というタイトルで、「弱くても勝てます」と「死神くん」の紹介が1/4ページほどあります。
p14~15のドラマダービーでは、3人の評者が競馬の印をつけているのですが、「死神くん」は無印・・・。「弱くても勝てます」は△(注意)が1つと▲(大穴)が1つ。ちなみに、◎(本命)がつけられているのは、「極悪がんぼ」(1人)と「ルーズヴェルト・ゲーム」(2人)でした。
◎CM露出度ランキング(p48)
2013年度タレント別テレビCM露出度ランキングがビデオリサーチ社から発表され、櫻井さんが17位にランクインしていました。秒数で136,470秒、本数で7,582本だとか。
◎大野智 リーダーの流儀(p55)
まずグラビアが4ページ。1ページ目は、足を組んでそのうえで手を組んで、ちょっと首をかしげて椅子に座っている大野さん。表情も手も足も、ラフに上のボタンを外した白シャツも、すべてカッコいい~。その次は深いグリーンをバックに、床に座って膝立てて、こっちを挑戦的な感じで見ている大野さん。ちょっと悪い雰囲気も漂いつつ、素敵♪ この2ページは広げると横並びになって、その裏には2ページ分の大きさで、白い壁に手をついて、ソフトな目つきでこちらを見ている大野さん。構図が斜めになってます。
次にインタビューとグラビアその他で9ページ。p59のグラビアは1ページ目と同じシチュエーションで、目線が斜め下になってます。これも色っぽい・・・。p63のグラビアは、2ページ目の表情が笑顔になって、全体的に緩くなった感じ。インタビュー中の表情もいくつか載っていました。
インタビューのテキストは5ページちょっとあって盛りだくさんです。 「出る作品、出る作品必ずヒットに導く高打率男」と書かれてました。最初の方の「死神くん」の話は既出のと同じかな。そこから演技仕事の話が1ページほど。鍵部屋は動かない役だったし、「今日さよ」は基本アクティブではないし、ということで、 「久々に”動ける”役になりそう」と。 「どの程度動くのかは監督次第」ということなので、監督さん、死神くんをたくさん動かしてくれると嬉しいなぁ。
大野さんの演技のゴールは「監督のビジョンに合わせること」。 以前、「作品は監督のもの」とも言ってたし、監督の考える像にいかに近づけるかとうところが重要なのでしょうね。
演技については「『楽しい』とは思えないね。必死なだけ(笑)」と言っていて、ここだけ抜粋すると誤解されそうで怖いんだけど、「単純に、やらなきゃだめだしね(笑)。そこは1人の大人として、皆さんと一緒ですよ。」ということで、本当にお仕事として真摯に向き合っているんだなと思います。台本が来ないとか、嵐の仕事もあるとか、必死にならざるを得ない現実は本当に大変だろうし。「『頑張って良かった』って。それを味わいたいから、またやれるのかもしれませんね。」とも言っていたので、そう思ってもらえるように、ファンとしてはとにかく応援していたいなと。
ダンス、振り付けについては3ページ近く話していました。最初の頃は、やりたいと思った曲だけ振り付けしてたから楽だったそうだけど、 「『Popcorn』ツアーぐらいから、明らかにノルマっぽくなってきた(笑)。事務所の上の人からも『やってね』って言われるし(笑)。」と。振付もお仕事化してきてるのかな。 「でもやっぱり僕はその分野の専門家ではないから」というあたり、本職の人に敬意を払ってる感じがしました。 「本職の振付師さんとかダンサーさんのほうが、ネタを豊富に持ってるし。自分は引き出しが少ないから全然敵わないです。」とも言ってました。
「Bittersweet」の振り付けについてもいろいろ詳しく話してくれてました。TV用ということで、また手順が違ってくるのだとか。 「俺、カメラワークには結構うるさいの(笑)」ということで、ことこまかに、誰をアップにして、映ってないとこで誰が移動して・・・と考えたそうです。
メンバーのダンスについても語っていて、 「翔くんはリズムの乗り方がすごくいい。マツジュンはステップに特徴があって、これは誰も敵わないなって思う。相葉ちゃんはソロの動きで映える人。細かい振りや技術的なことじゃなく、あるポイントでパッと目についたりする。ニノは一生懸命て感じじゃないけど(笑)、その力の抜き加減が絶妙にナチュラル」と。相葉さんについては、すごくわかるな~と思いました。何かの瞬間、すごくカッコいいと思う時があるんだよね。で、自分については、 「一番特徴ないと思います。強いて言うならキレぐらい?4人のダンスを見てて、自分にはあれだけの味は出せないなぁと思う。いいのか悪いのか、なんか映像で見ててもサラッと流せちゃうダンスというか・・・」と。いや~、流せないですよ。釘付けになるのに。本当に自分については見方が厳しいというか。確かに、変な引っかかりがないから、”味が無い”って思うのかもしれないけど、妙に個性的なクセは個人的には無い方がありがたいです。 「強いて言うならキレぐらい?」って、”キレ”ってとっても大事な要素だと思いますよ~。
その後、アートの話も少ししていました。ドラマが終わったらまた描きたいと。でもただ楽しく描くという感じではなくて、 「最近デカいのを描きたいと思う理由も、『また耐えてみたいから』なんですよね。ビジョンは見えてるけど、たぶん完成するまでは相当しんどい。それが分かっていてもう1回挑む・・・それぐらい強くなりたいんです。」と。そこまで思う理由は何なのかなぁと思って見たりするけど、まぁ、わからないよね。
最後の編集部のまとめは、 「リーダー像とは、他者にどう働きかけるかちう能力において語られがちだが、大野のスタンスからは、メンバーをまとめ上げようなどという意識はまるで見えない。代わりに、誰もが認めざるを得ない芸能スキルと自分たちを俯瞰するセンスとによって、メンバーの信頼と尊敬を集めてきた。それがアーティストの本分だから。 ”背中を見せながら”。トップグループ・嵐のリーダーのスタイルはここにある。」と。 陰で努力はしても、それは自分との戦いなだけで、嵐のためにとか全然気張ってなくて、それが自然とできてるところがまたすごい人だなと思います。
【『死神くん』撮影現場レポート】
撮影現場レポが1ページ半ほど。「天界の庭」のシーンです。 「あまりにも死神くんらしく無表情のままハサミを大原の頭上にかざすものだから、大原が思わず身をすくめてしまい、大野もつられて笑う、というひと幕もあった。」と。リアルすぎたのね~。ある意味、大原さんの反応も自然なのかもしれないなぁと思いました。自分の魂が切り離される瞬間、思わず身をすくめてしまいそうだし。 大野さんは「自分が本番のとき以外はオーラを消して、現場の空気に完全に溶け込んでしまっている」そうで、鍵部屋の小原Pの「現場をピリピリさせない主演俳優」との評も紹介されていました。 「大野の演技に関して監督から注文が飛ぶことは1度もなく、すこぶる順調にテイクが重ねられていった」ということで、「監督がどうしたいか?」というのを、把握して表現するのに本当に長けてるんだろうなと思いました。 「監督に合わせる」と言いつつも、逐一指示に従うというのとは全然違うんですよね。
【研究:出演作から読む大野智】
ここでも鍵部屋の小原Pが語っています。 「大野さんは、良い意味で役が”憑依”するタイプの役者だと思います。平たく言うと、とにかく勘のいい人。独特の感性とインスピレーションで役をつかみ、入ってしまう。通常、主演の方とは役について事前にたくさんディスカッションするものですが、大野さんとはした記憶がほぼありません(笑)。でも結果、こちらの期待以上のものを返してくれる。特に”間”と”リズム感”は絶妙です。」と。そう、「間」と「リズム感」❗ 大野さんのドラマはこれがとっても気持ちよくハマってるんですよね。コメディタッチのシーンだと余計思います。逆に、これが何かいまいちだと、見てても気持ちよくないんですよね。それを実感したドラマもありましたし・・・。
怪物くんと榎本さんの写真が載っていて、 「インスピレーション溢れる大野の演技力は、クリエイターたちの次のインスピレーションを誘発する。」と。ここでも小原Pのコメントが紹介されていて、 「歪んだ病的な役や犯罪者の役をいつか見てみたい。それか『ダイ・ハード』みたいな毎週何かの事件に巻き込まエル不運の主人公!(笑)」と。あ~、もう小原Pに大野さんを何年か預けたくなってきました。小原Pの撮りたいやつ全部撮って~という感じ。その中で主題歌でも歌わせていただければ、歌も満足できるし。
「アレグラFX」のCMに大野さんが起用された理由について、久光製薬担当者さんのコメントも載っていて、 「30代40代男女に好感度の高い人」ということで、大野さんということになったそうですが、 「突飛な設定ですが、これまで大野さんが演じてこられた作品を見て、ご理解していただけるのではという考えがありました」と。誰がOKしたのでしょうね~? 事務所の人? 見事に久光さんの思惑が大当たりでしたね。サトシーラさんという素敵なキャラも誕生しましたし。 「穏やかに入ってきたかと思っていると、撮影が始まった瞬間にガラリと変わる。複雑なポーズがいくつもあったのですが、難なくこなし、”さすが!”の一言に尽きました」(久光製薬担当者)と。毎年サトシーラさんを使ってくれたら嬉しいなぁと思います。
ドラマでもCMでも、 「作り手が口を揃えて言うのは、大野が出演すと顧客から予想を超える大きな反響が返ってくることだ」だそうです。 小原Pも「想像以上にファン層が広い。」と。今の、「死神くん」のBBSを見ても、それは実感できますよね。子供さんもお年寄りも男性も女性も書き込みしてますし。 医薬品のCMに起用されるタレントは、他業種よりも高い信頼度が問われるのだとか。 「大野へのオファーは、今後ますます増えていくのだろう。」とありましたが、本当にCM増えるといいなぁ。重荷となるかもしれないけども、 「『気負わない』才能がカバーしていくに違いない。」と締められていました。
◎表紙の人(p81)
大野さんの話が載ってます。 前回ソロで載った時のインタビューは5ページで、今回は7ページか・・・と、担当者さんはしみじみしていたそうですが、「昔のアンケート取材で4文字しか書いてこなかった衝撃や、ほとんど発言がないままグループインタビューを終えてしまい、編集時に軽く失神した記憶があります(笑)。」と。それは、今回感慨深くもなるはずですねぇ。。。 「7ページも意味のあることを話すというのは、そう簡単ではありません。発言自体は多いのに、核にできることが弱くて苦労する記事もなかにはあります。その点で今回の大野サンのインタビューは、『いただき!』と思うことがいくつもありました。正直、嵐のほかのメンバーに比べれば、発言量は少ないかもしれないけど、見出し候補が多くて悩む取材相手ほど編集者としてありがたいものはありません。」と。インタビューでも高打率男になりつつあると書かれていましたが、バラエティでの発言でも、同じように言われていたし、言葉を飾らない分、余計な部分が少ないのかなと思いました。
◎次号予告(p81)
タレントパワーランキングの掲載号です。
嵐の名前が出てたわけではないので上には書いてないけど、CMギャラの話とか、新作DVDパッケージの原価の内訳とか、海外アーティストが東京ドームで1日公演した場合に動くお金の話など、ちょこちょこ興味深い話も載ってました。
大野さんのインタビューは、是非全文読んでもらいたいです。正直な気持ちが語られていたように思います。考えてないとか言いつつ、しっかり考えを持ってたりするし、しっかりした大人の人だなと実感しました。 言葉をこねくり回さないから、ストレートに入ってきやすいし、何度も読み返したいインタビューです。