兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホーへ「SHINE SHOW!」を娘と観に行きました。オリジナル作品で、公式HPの説明を借りれば「とある複合オフィスビル内の会社の社員が、歌唱力を競う夏のカラオケ大会。様々な想いを抱える”サラリーマン出場者”と、その舞台裏で数々のトラブルに見舞われながらもショーマストゴーオンの精神で乗り切ろうとする運営スタッフの物語」というお話。
朝夏まなとさんは運営スタッフ側、中川晃教さんは出場者側の1人。コメディタッチで楽しかったです。司会役の2人も面白かったな。結構アドリブあったんじゃないかしら。途中、「~の人口くらい」というところで、「枚方」が出てきてビックリでした(私は枚方在住なので)。40万人ぐらいということでチョイスされたっぽい。ただ、場所が兵庫なので「枚方」ってわかるかなぁ?ってちょっと思いました。
みんな結構早口だし、スピード感ある展開なので、途中ちょっとでも「あれ?」ってなったらテンポが崩れちゃいそう。なので、これだけ早口のセリフをポンポン展開していくっていうのはすごいなぁと思って観てました。カラオケ大会なので、ちょっと懐かし目の楽曲がいくつも出てくるのが楽しかったけど、舞台裏での劇がメインなので、歌ってるのをしっかり聞いたり見たりできないのはちょっと寂しかったかも。
琴浦あかね(花乃まりあ)が歌う松浦亜弥さんの「桃色片思い」、笛木里穂(栗原沙也加)が歌う広瀬香美の「ロマンスの神様」、鐘巻良雄(木内健人)が歌うレミオロメンの「粉雪」、和歌山翔(中川晃教)が歌うスピッツの「楓」あたりは結構しっかり聴けたかな。あややとっても楽しそうだったし、「粉雪」は何か聴いてて感動しました。途中ドカ雪が降ってきて、嵐のMステでの「Dear Snow」を思い出しました。「楓」も良かったな。もっと歌聞いていたかったわ。他にもB'zの「Bad Communication」とかSMAPの「オレンジ」とかいろんな曲が使われていたけど、シーンのバックで流れてることが多いので、気付かなかったのも多いです。あとでプログラム見て「そうだったんだ~」と。まぁ、聴いてもわからないだろう曲も多かったけども。
あとちょっと残念だったのは、朝夏さん演じる鈴本真紀は「音痴」の設定だったので、長渕剛さんの「とんぼ」を歌うのだけど、「ラップ?」っていうぐらい音程がめちゃくちゃな歌だったこと。ちゃんとした歌も聴きたかったなぁと。(でも音痴設定だから、上手く歌うわけにいかないし、作品としては仕方ないのだけども)
終始楽しく観られるお芝居で、歌も良かったし、いい気持で帰れました。
今回の主なキャストは以下の通りです。
鈴本真紀: 朝夏まなと
加瀬貴久: 小越勇輝
琴浦あかね: 花乃まりあ
鐘巻良雄: 木内健人
定岡敏律: 石坂勇
音尾圭介: 増本尚
小出由梨: 柳美稀
笛木里穂: 栗原沙也加
山田しゅんいち: 西村直人
弦田継俊: 久ヶ沢徹
和歌山翔: 中川晃教