8月末にオープンしたばかりの枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホールへ「検察側の証人」を観に行ってきました。ここは地元だし、うちから歩いて行けなくもないぐらいの距離にあるので(電車で行ったけど😓)、気軽に足を運べます。今後もいろいろ来てくれるといいなぁ。緑が多くて素敵な場所でした。(前の市民会館も長年親しんできたので愛着あるけど、とっても古くなってたからきれいなホールができて嬉しいです♪)
一緒に行った妹がチケットを忘れたりして開演前ちょっとドタバタしたけど、まぁ何とか妹も入ることができてヤレヤレでした。
全くストーリーを知らずに観てたのだけど、すっかり引き込まれました。セットとしては事務所と法廷の2パターンしか無いのだけど、そこで繰り広げられる台詞の応酬が面白くてすぐ時間が経ってしまいました。ラストはどんでん返しに次ぐどんでん返しという感じで、たぶん、ハッピーエンドではないけど、後味が悪い感じでもなく、観る前に思っていた以上に楽しめました。
ジャニーズWESTの小瀧さんが主演のせいか、観客は若い女性がほとんどだったように思います。”実直でいい青年”のレナードがとても似合ってました。そして、ラストの展開の中でも雰囲気が”それらしく”感じられて、後味が悪くなかったのは彼の力もあるかなと思いました。奥様役の瀬奈じゅんさんも存在感があってさすが!という感じ。夫婦にはちょっと見えなかったけども。。。
カーテンコールは総立ち。声は出せないので、みなさん惜しみない拍手をおくってました。
終演後は規制退場で、割とみんな守ってたように思います。ドームと違って1500席弱のキャパシティなので、すぐ出られました。
今回の主なキャストは以下の通りです。
レナード・ボウル: 小瀧望
ローマイン: 瀬奈じゅん
勅撰弁護士 ウィルフリッド: 大滝寛
首席秘書 カーター/判事: 浅野雅博
ハーン警部: 寺西拓人
ワイアット博士: 斉藤直樹
事務員 グレタ: 林愛夏
監察医 クレッグ/看守: 西川大貴
裁判書記/廷吏: 阿岐之将一
ジャネット・マッケンジー: 那須佐代子
事務弁護士 メイヒュー: 梶原善
検察 マイアーズ: 成河
看守: 内田智大
若い女: 大井川皐月
警官: 友野翔太
公演プログラムに大野さんが書いた暖簾の話が載ってるというのを聞いていたので、読むのを楽しみにしてました。
「たとえ嘘をついてでも守りたい、大切な人・物・ポリシーは?」という質問に、小瀧さんが「大野(智)君からいただいた暖簾は、嘘をつき続けても守り抜きたいと思います(笑)。もし狙われてたら、『僕だけが知ってる場所に隠した』とか、『事務所に管理してもらっていて僕も場所を知らない』とか、平気で嘘をつくと思います。」と。
大切にしてくれてるのが伝わってきて嬉しく思いました。暖簾も一緒に来たかしら? それとも東京で大事に保管されてるかな? そんなことを考えるのも楽しかったです。