梅田芸術劇場へ「メリリー・ウィー・ロール・アロング~あの頃の僕たち~」を娘と観に行ってきました。本当は6/12(土)のチケットを買ってたのだけど、緊急事態宣言が延びて土日は中止ということになってしまったので、急遽平日の6/11(金)のチケットを買ったのでした。作品の知名度のせいなのか、自粛した方が多かったのか、団体さんのキャンセルでもあったのかわからないけど、チケットはまだ全然取れる状態だったし、実際20列目より後ろはほとんど空席になってました。
「逆再生ミュージカル」ということで、ハリウッドのプロデューサーとして成功を収めている40歳のフランクが、これまでの人生に思いを馳せるという形で、人生を遡っていくストーリーになってます。仕事としては成功者だけど、親友とは距離ができてしまっていて、私生活では幸せではない感じの状態から始まって、親友と出会った頃の若い日まで遡ります。状態としては悪いところから始まるので、ああなっていくんだなと思うと、夢に向かって進んでいる頃を見ても切なくなります。
主人公の人生に要所要所でからんでくる大女優ガッシーが朝夏まなとさんの役。この人がいなかったら3人ももっと平和な人生だったかもなぁと思うぐらい、近くにいたら嫌な女性ではあるけど、ビジュアル素敵だし、フランクを誘惑する様とか、いろいろ見ていて楽しめました。
何度も観ているという方が多い印象ですが、確かに何度か観たくなります。40歳から遡っていくので、途中のシーンのその先は既に見ているわけだけど、過去を見るとまたその先を再度確認したくなってしまいます。出会うとこまで遡ったら、今度は順再生でまた観たいなぁって思いました。何年、何年とピンポイントで遡るので、その間に何があったのかっていうのを知りたくもなりました。
あと、音楽難しそうだったなぁ。
大阪は今日1日だけになってしまったのは残念でした。1日だけでも上演してもらえたのは良かったけど。。。
17:30の回が大千秋楽だったのだけど、終演後にメインキャストのウエンツ瑛士さん、笹本玲奈さん、昆夏美さん、朝夏まなとさんの4人でインスタライブをしてくれて、いろいろお話が聞けたのが楽しかったです。主演の平方元基さんは?と思ったら、インスタのアカウントを持ってないのだとか。インスタライブ用にアカウント取得を勧めたそうだけど、取ってくれなかったという話をしてました。みなさん、ゆる~い感じで面白かったです。
今回の主なキャストは以下の通りです。
フランク・シェパード: 平方元基
チャーリー・クリンガス: ウエンツ瑛士
メアリー・フリン: 笹本玲奈
ベス・スペンサー 昆夏美
ジョー・ジョーゼフソン: 今井清隆
ガッシー・カーネギー(シャーリー・モリンスキー): 朝夏まなと
テリー 他: 岸祐二
タイラー 他: 上口耕平
スコッティ 他: 渚あき
メグ 他: 中別府葵
ジェローム 他: 宮原浩暢