兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールへミュージカル「BARNUM」を娘と観に行ってきました。興行師P.T.バーナムさんの人生がミュージカル化されたもので、映画「グレイテスト・ショーマン」でもお馴染みの方。
今回、主役のバーナムに加藤和樹さん、妻のチャイリーに朝夏まなとさんということで、「ローマの休日」に続き、娘的には”推し”と”推し”
”の共演となりました。
帝劇の「ローマの休日」のときは、座席が1つおきになっていたけど、今回は普通に埋まってました。基本的にみんな黙ってるし(ちょっと笑い声が漏れたりはするけど)、場内の飲食のショップも営業してなかったから飲み食いしないし、あまり危険は感じなかったかな。
加藤さんはほぼ出ずっぱりに近い状態で、歌も台詞もダンスも多かったです。朝夏さんはやっぱり華があるというか、出てくるとすごく絵になる感じ。終盤のショーのような場面で階段上にパッと現れた姿はトップスターのオーラでした。で、加藤さんと朝夏さんの2人がまたお似合いで、これこそほんとに「絵になる」という感じでした。
中尾ミエさんは存在感あって、さすが!と思いました。最初や最後のショーの衣装を着てる姿は可愛かったです。
リンド役とスカダー(その他)役はWキャストになっていて、今回リンドはフランク莉奈さん、スカダー(その他)は原嘉孝さんでした。原さんは確かジャニーズって聞いたなぁって思って調べたら、宇宙Sixにいた方とか。ってことは、嵐のコンサートで見てるやん😓。
大きなセットの転換とかは無くて、映像でいろんなことを表現してました。出演者も少な目だし、全体的にコンパクトな印象ではあるけど、バーナム&チャイリー夫妻が可愛いし、ジャグリングやアクロバットもあって、ストーリーも暗くなくて、ショーの場面がポンポン変わっていくという感じで、楽しく見られるミュージカルでした。1か所だけ、バーナムがオペラ歌手のリンドに英語を教える場面はちょっとくどいなと思いました。もうちょっと短くても良かった気がします。
ジャグリングしてる方たち、今までやったことなくて、今回初めて練習したそうだけど、それでこんなにできるんだなぁと驚きでした。
朝夏さんも加藤さんも、この先に観に行く予定が既にあるので楽しみです。昨年は中止になって観られなかったものもいくつかあるので、今年は無事上演できるといいなと思います。
今回の主なキャストは以下の通りです。
フィニアス・テイラー・バーナム: 加藤和樹
チャイリー・バーナム: 朝夏まなと
トム・サム(親指トム)他: 矢田悠祐
ジェニー・リンド: フランク莉奈
エイモス・スカダー、ハンバート・モリッシー他: 原嘉孝
リングマスター、ジェームズ・A・ベイリー: 矢田悠祐(藤岡正明さんの代役)
ジョイス・ヘス、ブルース・シンガー他: 中尾ミエ