六本木ヒルズの東京シティビューで開催されている「FREESTYLE 2020 大野智 作品展」に娘と2人で行ってきました。
だらだら感想しゃべる感じで詳しいレポはしないけど、結構内容には触れると思うので、作品展&作品集のネタバレNGの方は離脱してくださいね。
申し込みは随分迷ったんですけど、「当選したら行っていいってことで…」と神様に選択を丸投げ。結果、運よく当選したので行くことにしたのでした。我が家の場合は高齢者との同居もないし、病院や介護などの仕事の人もいないし、強いて言えば自分が一番ハイリスクじゃないかというぐらいだったので、ハードルが比較的低かったかもしれません。大阪も大概ですしね。
行き帰りにラッシュ時間帯を避けるとか(結果一泊することに)、空いてそうな新幹線にするとか、消毒スプレー持参とか、外食しないとか、一応できる対策はやってみました。
まずその時間のチケットの番号順に並ぶのですが、集合時間には列が動き出してしまい、そうなると列の後ろに回されることになるので、自分の番号の位置に並ぼうと思ったら集合時間より少し早めに着くようにした方が良いです。
入場時に熱のチェック、身分証明書チェックを経て52階へ案内されます。何せ平熱が結構高め(36.8~37.2ぐらい)なので熱のチェックはいつもドキドキします。問題なく入れてホッとしました。
いくつかのエリアに分かれていて、エリア内は順番関係なく自由に鑑賞できますが、次のエリアに進むと前のエリアには戻れません。撮影可能なカイトのジャケ写の絵と回る大きなグリーンヘッドは最初のエリアにありました。グリーンヘッドが回るので、自分の気に入った方向になるまで待ってたりするので、人が集中しがちでしたが、比較的スムーズに撮影できました。この2点に目が行きがちだけど、背後の壁にも新作が飾られてたりするので、そちらもお見逃しなく。
外を見るといい眺めなのですが、景色は撮影しちゃダメってことなのでちょっと残念。あと、動画やパノラマ撮影もNGでした。
(ただ、窓を背にしてるから逆光になっちゃうんだよねぇ…)
大野さんがフリスタポーズ(手を広げてジャンプしてるやつ)してる写真のFS、FSII、FS2020バージョンがありました。私はやっぱりFS2020の大野さんが好きかな。でもポーズはFSが一番足がキュッとなっててコンパクトに仕上がってるなと思いました。こうやって並べると顔の感じもだいぶ違ってて面白いです。
FSIIの作品もたくさんあって、再会が嬉しかったです。「怪物くん」にもまた会えました。
ガマドンはよく見るといろんなもので構成されていて、見ていて飽きないです。グッズにもなってましたが、作品集読んだら買い足したくなりました。
そして、かの有名な(?)2点のテストが。数学2点て、私だったら子供をすぐ塾に放り込んでたんじゃないかと…。大野さんのお母さんはすごいなと思います。
作業場の様子を再現した感じの場所がリアルで、こういうところで作品描いてるんだなぁと。紙袋に絵の具が入ってて、こうやって買ってくるのかな?とか思い浮かべてました。あちこちに置いてある運搬用の木箱には作品名やサイズが書いてあったり、クロネコヤマトのシールが貼ってあったり、こうやって運んでるんだなぁとリアルに想像できて楽しかったです。それに、ちゃんと昔の作品も保管されているのがすごいなと。結構な大きさのものがあるし、数も多いし。
一部人だかりになってる場所があって、覗いてみると、ショーケースの中に大野さんが昔描いたドラゴンボールの絵やスプーンの絵、「なわとび」の作文、表彰状、七五三の写真などなど思い出の品が飾られていたのでした。あまりに混んでるので他の場所を先に見てから戻ってきたのですが、近くで見られるまでなかなかでした。ここが最高に「密」でしたねぇ。
昨年のチャリTの原画も見られて嬉しかったです。
新しいパグの絵も。とても目力というか、パワーを感じる作品だなと思いました。黒いパグだけどいろんな色が使われていました。FSIIのパグとはまた全然違った雰囲気の絵でした。
亀梨さんの肖像画も実物が見られて嬉しかったな~。ほんときれい。これもらったらそりゃ嬉しいだろうなぁ。目にもいろんな色が使われていて奥深かったです。
大きくてカラフルなジャニーさんの絵はWSでも紹介されていましたが、実物はもっと鮮やかな印象。TVで見てた以上に素敵でした。これの塗り絵が欲しいなぁと。自分で好きな色に塗るの楽しそう。
WSなどでも紹介されていた、あの大きな細密画も見ごたえありました。ほんとにいろんなものが描かれてあって面白かったです。ところどころ色が入ってるのも良いなぁと。左下あたりは「ここは地獄系のエリアかな?」と思ったり、左上はウサギやコブラや鶏がいたり、ずーっと見てたらいろんな発見ができそうでした。ステイホームが無かったらこの作品は無かったかもと思うと、あの期間は大野さんにとってはとても良かったんじゃないかなと思いました。
メンバーにプレゼントした絵もそれぞれあって、櫻井さんのはお馴染みだけど、それぞれテイストが違うのが面白いなと思いました。
黒いバックにカラフルな色で描かれた丸い形の細密画(っていうのかな?)は曼荼羅みたいで、これ好きだなぁと。昔、いろんな色を塗ってから黒いクレヨンで塗って、ひっかいて絵を描いたりしたけど、ちょっとそんな感じのする絵でした。
和室エリアにはカイトのジャケ写の絵が掛け軸になってて、両端にガマドンのチャームみたいなのがぶら下がってました。チャームよりは大きいかな。松本さんが「ワクワク学校」で描いた絵も壁に飾られてました。
上海の個展でタツノオトシゴの絵に来た人が指でスタンプを押したものや、FSIIのふんどしの子供の絵も。
壁に小窓があって、覗くと金色の小さい仏像の顔みたいなのが鎮座していました。FSIIでもあったものですが、その先に排煙口のスイッチみたいなのがあって、小窓っぽい感じだったので、ついついそこも流れで覗きそうになりました。
また大野さんの大きな写真が3枚。白シャツのシンプルな写真で、これもFS、FSII、FS2020の大野さん。で、やっぱり私はFS2020の大野さんが一番好きだなぁと思いました。近くにいた人は、「FS2020は疲れてるね」と言ってたので、まぁ人それぞれな印象になるようです。
「ワクワク学校」の大野先生の回の宿題でメンバーが描いた大野さんの絵もありました。櫻井さんの絵は何か癒されます。「マイナスイオンまで表現されてるよね」って娘と話してました。
最後のエリアはシアターになってて、ここのみ入れ替え制です。下に足のマークがあるので、コロナ対策のため、その位置にそれぞれ立ってみることになります。最前列のみ座る台がありました。なかなかシュールな映像ですが、画面が分割されているので目が足りない~と思いました。
シアターを出ると、ちょっとしたメイキング写真などがあります。とても嬉しそうに描いてる写真が印象的でした。大きな細密画の描いてる途中の写真もあって、「こんな感じで描いてたんだ~」と興味深かったです。このあたりだったかちょっと曖昧だけど、黒っぽい大野さんの大きなモノクロ写真もあって、何というか、アイドル味はなくていい大人の顔だなぁという印象を受けました。最後に「ありがとう 大野智」の文字も。
作品集を受け取って、「智のカレーパン屋さん」でカレーパンを受け取って終了となりました。
その後、ちょっと休憩してからヒルズカフェへ。こちらは整理番号が無いので行った順に並びます。身分証明書を確認して入場すると、列に並ぶようになっていて、並んでる間は自由に写真が撮れます。小さいグリーンヘッドと新作絵画のところでは、スタッフさんに案内されて1人20秒ずつ前で写真を撮ることができますが、割と早めに並んだので、結構それ以前にたくさん写真が撮れました。その20秒ずつの写真を撮ったら、カレーパンと智のジュースをもらって退場になります。
(ひとつ書き忘れてたので追記。場内は大野さんのソロ曲が流れてて、私が入ったときは「暁」、「Bad boy」、「Rain」と流れてました。目だけでなく耳も幸せ❤な空間でした。)
カレーパンは温めて食べたいので持ち帰ることにして、ジュースは近くの座るところで飲みました。私はあまり炭酸は飲まないんですけど、微炭酸でいい感じでした。だいぶ甘かったけど、美味しかったです。
というわけで、帰宅してから食べたのですが、袋を片方切って、そのまま電子レンジで500W×40秒、袋から出してトースターで1300W×3分(←我が家の場合)で食べると、外側はサクサクで、中はふわっふわでとても美味しかったです。カレーは甘いけどスパイシーという感じ。私的には辛くはなかったです。また食べたいなぁ。コンビニで展開してくれないかなぁ。
というわけで、私の「FREESTYLE 2020」ツアーはつつがなく終了。申し込んだ時は東京行きが心配だったけど、当選したらしたで、今度は行くまでに体調が悪くならないかとか台風が来ないかというのが心配で。ちょっと前に母の体調が悪くなったり、娘は夜更かししまくりで「体調整えろよ!」って思うし、結構やきもきしましたが、無事行って楽しむことができて良かったです。
新作は作品集の表紙やグッズのTシャツになってる感じの絵が多いのですが、「激しい感じ」とか「明るい感じ」、「もやもやした感じ」など、受ける印象が異なります。それは人によってまた違うのだと思いますが、大野さんの心情も反映されてるのかなと思うと、心理学的に分析してもらいたいなぁという気もしました。こういうのだったら自分が描いてもそれらしくなるんじゃなかろうか?と思ったけど、たぶん、ならないんだろうなぁ。(ダンナにも「それは無理」と断言されました😓。)
あと、ランタンの絵があったのは微笑ましく思いました。
大野さんの世界に浸って、とても大野さんが愛おしくなると同時に、こうやって見ると、大野さんはやっぱり芸術家というか、あっち方面の人なんだなぁと少し寂しくもなりました。絵が描けるということが生きていく上で本当に必要な人なんだなと感じたので。
私はやっぱり大野さんの作品を見せてもらうのは嬉しいと思いつつも、歌手の大野さん、俳優の大野さん、ダンサーの大野さんのファンなので、こっちにいてほしいと思うのですが、もし最終的にどちらかを取るとなったらあっちに行っちゃうのだろうなぁと。。。
作品集には大野さんのロングインタビューが2つ掲載されていて、1つは今年の1月末、2つ目は全て描き終えた後で、とても読みごたえがありました。読んでみて、個人的にはそっちも見たかったなとか、いろいろ思うところもありますが、大野さんが休止後もファンとつながっていたいって思ってくれてるのはとても嬉しかったです。パグの件は私は特に何もモヤってなかったのだけど、大野さんはずーっと心に引っかかってたんだなぁと。それはこちら側が謝るべきな気もするけども。大野さんの心が晴れてたらいいなと思いました。
インタビュアーは米川さん(Satoyo Yonekawa)なので、大野さんも米川さんに言われると安心するのかな? だいぶ背中を押してもらってた印象でした。普段の雑誌のインタビューではなかなかこういう大野さんの話は聞けないので貴重だなぁと。このインタビューを読んでも、やっぱり芸能界の仕事は「ファンのため」という印象で、ファンが喜んでくれることを一生懸命考えてくれてるのはとても嬉しかったけど、本当に自分が好きでやりたいことではないんだろうなっていうのがやっぱりちょっと寂しく思っちゃうかな(私がそう感じるっていうだけだけど)。別方面で、「歌うことが好き! 芝居が好き!」っていう人を見てるから余計そう思うのかもしれないですね。
でも、そんな中、さっきも書いたけど、休止後もファンとつながっていようとしてくれるところが本当に嬉しいなぁ💕と思うわけです。
インタビューで話してたことからすると、グッズは第2弾も来そうな感じ。個人的にはジャニーさんの絵の塗り絵と和室に飾ってあったカイトの掛け軸が欲しいんだけども。あと巨大細密画のポスターとか。作品集は見開きで掲載されると真ん中が見辛いからね。
長々、だらだら失礼しました~。いろいろ溢れるまま書いてしまいました。作品集のインタビューはたぶん、読む人によってだいぶ受け取り方が違うんじゃないかなと思うので、是非自分で読んでみることをおススメします😀。