梅田芸術劇場メインホールでの宝塚宙組公演「バレンシアの熱い花/HOT EYES!!」を娘と観に行きました。全国ツアー公演で、梅田3日間の後、12/11の鹿児島まで続きます。
「バレンシアの熱い花」は1976年の月組が初演で榛名由梨さんが主演でした。私が宝塚を観始めたのは1978年の花組「宝舞抄/ザ・レビュー」からなので、残念ながら初演は観てないんですよね。。。2007年の宙組での再演も観てないので、今回がお初です。でも歌は知ってたなぁ。特別ステージとかOGのショーなんかで聴いてたのかもしれないですね。
ストーリーは復讐ものとしてはハッピーエンド、恋愛物としてはあんまりハッピーじゃない感じかな。よ~く考えたら、けなげに待ってる可愛い婚約者がいながら、イサベラを本気で愛してるって言ったり、フェルナンドひどいな~と思う部分もあるんだけどね。最後イサベラと別れるときも、覚悟を決めて悲しいけど別れようとしているイサベラに、「愛している、愛している~♪」と言い続けるしねぇ。そりゃ余計可哀想でしょーよって思ったけども。でも、その後それぞれがどうなったのかがちょっと観たかったなぁと思いました。 ストーリーはそうやってちょっとツッコミどころもあったけど、メインの3人がカッコ良かったり、面白かったりで、観てて楽しめました。娘役さんも、イサベラの伶美うららさんは大人の女が素敵だったし、婚約者のマルガリータの星風まどかさんはとっても可愛かったです♪
ショーの「HOT EYES!!」は1月に「Shakespeare」と一緒に上演されていたものの再演ですが、前回は大劇場で、今回は全国ツアーなので、ちょこちょこ変わってました。前回も思ったけど、このショー、ほんとに楽しい!手拍子率も高いしね。 朝夏さんはサービス精神旺盛で、客席に降りた時も、1階席の一番後ろまで行ったり、右端、左端と広範囲に動いてくれてました。投げキッスは飛ばしまくるし、タッチや握手など、もうイケイケ、チャラチャラ爆発という感じでした。
大劇場に比べると出演者は半分くらいらしいし、娘役トップの実咲凛音さんは出演されていないので、そのあたりは、前とは違う人が担当したりして、また新鮮でした。
昔の歌謡曲も歌われるのだけど、朝夏さんが歌う「ダイヤモンド・アイズ」(少年隊)、「キッスは目にして」(ザ・ヴィーナス)が、とってもはじけてていいなぁと。真風さんの「サファイアの瞳」(THE ALFEE)も良かったなぁ。この曲は前回無かった気がするんだけど。娘がとっても気に入ってました。私もこの曲好き♪
で、観ててすごく思ったのが、寿つかささんがカッコイイなぁと。何かビジュアルがシャープだなと。踊ってても演技してても、スタイルがきれいで素敵だな~と思いました。
朝夏さんや真風さんももちろん、カッコイイし、面白いし、可愛いし、しばらく宙組さんのお気に入りが続きそうです。娘と一致してるのは平和ですね~。
あ~楽しかった😀。このショーは何回でも観たいです。 DVDはいつ出るのかな♪と思ったら・・・来年3月下旬とか。遠いわ~。(まぁ、嵐のライブよりはマシか・・・)
「バレンシアの熱い花」の主なキャストは以下の通り
フェルナンド: 朝夏まなと
ラモン: 真風涼帆
ルカノール公爵: 寿つかさ
セレスティーナ公爵夫人: 純矢ちとせ
ロドリーゴ: 澄輝さやと
パルカ: 凜城きら
レオン将軍: 松風輝
ホルヘ: 星吹彩翔
ルーカス大佐: 蒼羽りく
イサベラ: 伶美うらら
シルヴィア: 遥羽らら
ドン・ファン・カルデロ: 瑠風輝
マルガリータ: 星風まどか