梅田芸術劇場の、ミュージカル「1789-バスティーユの恋人たち-」を観に行ってきました。 4/11~5/15に帝国劇場で公演後、5/21~6/5に梅田芸術劇場メインホールで公演されています。
タイトルでも分かる通り、フランス革命時の話です。主役のロナン、その恋人となるオランプ、マリー・アントワネットがWキャストになっていて、ロナンは小池徹平さんと加藤和樹さん、オランプは神田沙也加さんと夢咲ねねさん、アントワネットは花總まりさんと凰稀かなめさんという配役でした。 私が観た回は、加藤和樹さん、夢咲ねねさん、凰稀かなめさんという組み合わせでした。 凰稀かなめさんは宝塚トップスター時代に何度か観ていたので、今回のアントワネット役を観てみたいと思い、凰稀さんがアントワネットの回ということでチケットを取りました。 高い声の歌もあって、そんなハイトーンで歌うのを聴いたことがなかったので新鮮でした。宝塚時代から凰稀さんの声が好きでしたが、女性役としての声もきれいだなぁと思いました。あと、可愛かったです♪
アントワネットの息子のルイ・ジョセフ、パリの町に住むシャルロットが子役で、それぞれトリプルキャストになっていました。特にシャルロットはロナンやオランプたちの間で活躍する役なのですが、歌上手かったなぁ。小学4年生だそうです。
ロナンは農民出身ということで、フランス革命の民衆側がメインとなったお話。が、アントワネットとフェルゼンの話もあるし、ベルばらの外伝を見ているような感じ。何といっても自分のフランス革命はベルばらがベースなので・・・。ロベスピエールも漫画の絵柄が頭に浮かぶのですが、舞台のロベスピエールはスマートでカッコ良かったです。
バスティーユの場面で終るのですが、ここがちょっとあっけない印象。最後、ロナンがオスカルに重なって、「フランス万歳」が頭に流れてきましたが、そのセリフは無かったです。
あと印象的だったのは、ロナンの妹のソレーヌかな。ソニンさんが演じてましたが、歌がめちゃ迫力あって上手いなぁと思いました。 秘密警察のラマールさんも面白かったな~。ちょっとコミカルな役割なのですが、これがとっても上手かったです。
曲がロック調で、歌が力強いので迫力ありました。ロックサウンドは聴いてて気持ちいいし。
ロナン&オランプが、もし小池徹平&神田沙也加だったら、だいぶ今回とは印象が違うんじゃないかなぁ。もうちょっと若い感じになりそう。アントワネットもこの手の役にはピッタリの花總まりさんがやったらどんな感じなのかなと興味あります。プログラムの写真を見る限り、凰稀さんの方が色気があるなと思いますが、花總さんはそのままベルばらのアントワネットと言っても違和感無い感じ。 小池さん、神田さん、花總さんでもう1回観てみたかったなと思いました。
今回の主なキャストは以下の通りです。(登場人物がとても多いので、他にも大勢出ています)
ロナン・マズリエ: 加藤和樹(Wキャスト)
オランプ・デュ・ピュジェ: 夢咲ねね(Wキャスト)
ロベスピエール: 古川雄大
ダントン: 上原理生
カミーユ・デムーラン: 渡辺大輔
ソレーヌ・マズリエ: ソニン
シャルル・アルトワ伯: 吉野圭吾
オーギュスト・ラマール: 坂元健児
ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン: 広瀬友祐
ラザール・ペイロール伯爵: 岡幸二郎
マリー・アントワネット: 凰稀かなめ(Wキャスト)
シャルロット: 齋藤さくら(トリプルキャスト)
ルイ・ジョセフ: 鈴木和弥(トリプルキャスト)