日経エンタは今回、通常版とリサイズ(ワイド)版の2種類。編集長さんによると、 「記事は同じですが、順番を変え、よりビジュアルを楽しんでもらえる構成にしています。前回同様に、背をつけ、表紙に特殊加工を施し、写真が栄えるように本文用紙も本誌と違う紙を使っています。」と。表紙写真は同じだけど、特殊効果のせいかザラザラした紙で、ラメラメ(キラキラ✨)してる感じ。「嵐」の文字が目立ってるので、ワイド版はより嵐の雑誌っぽくなってます。おまけに嵐のピンナップと記事が巻頭に来てるし。ワイド版は前回東方神起さんの表紙の時に初めて出したそうですが、好評ということで、今回嵐表紙だし、年間のしめくくりてきな内容ということもあって、ワイド版を出すことにしたそうです。
ただ、値段がちょっと高くなるので、コレクターズアイテム的な感じですかねぇ。ファイリングしないで本ごと置いとくなら丈夫そうだし、きれいだし、良い感じ。
下の記事中のページ数などは通常版をベースにしてます。(通常版は解体してファイリングするので自分用に・・・)
★日経エンタテインメント!
◎表紙
白い衣装の嵐さん。二宮さんはブルー系のニットを中に着てるけど、あとは真っ白な感じかな。大野さん、何でタートルネック・・・。白だけにむち打ちの時のギプスみたいなんだけど・・・。他の人は違うのに、何で大野さんだけ?
◎ニュースの顔「NHK紅白歌合戦」(p5)
紅白の司会者&出場者発表会見の記事が1ページ。井ノ原さんは、10月号のインタビューで「毎年、司会者発表の時期がくると"今年も残念でしたね"と言われて恥ずかしい」と言ってたそうで、嵐にも言われてたんだとか。
◎目次(p9)
右下に電車ごっこっぽく並んでる嵐の写真が小さく載ってました。
◎2015ヒット総まくり(p20)
【2015ヒット番付】(p20)
嵐は東の「大関」でした。去年は西の大関で、その前は東の大関で、まぁ、とにかく大関なわけですね。
p23に嵐が半ページで紹介されています。
この番付は、セールス、新規性、社会影響度からの評価だそうですが、セールスとしては、 「アルバムが年間1位の88.7万枚。2枚出した音楽映像作品計で130万枚弱、音楽BDでは自己記録更新。」ということで、 「楽曲とライブに対する変わらぬニーズの高さを証明した」とありました。
新規性という部分では、 宮城ライヴについて、 「1アーティストが行う震災復興イベントとしては最大級」と。
社会影響度については、 「復興コンサートでは伝統文化のアピールや、名産品の販売なども積極的に行い、地元の経済効果は93億円とも。」と。 「震災の記憶を大勢の人が思い起こすきっかけになったのはもちろん、何より被災地にとって大きな一助になったのは間違いないはずだ。」ということでした。
毎年毎年、どの項目をとってもスケールダウンしてないところがすごいなぁと思います。”現状維持”って結構大変だものね。
【年間ヒットランキング】(p48)
<バラエティ>
バラエティ平均視聴率年間ランキングTOP30では、「天才!志村どうぶつ園」が13.2%で5位でした。前回は50位まで載ってたけど、今回は30位までということで、「VS嵐」(前回20位)も「嵐にしやがれ」(前回38位)もランク外でした。録画数ランキングには、「嵐にしやがれ」が17位にランクインしてました。
<ドラマ>
2015年のドラマというと、相葉さんの「ようこそ、わが家へ」だけかな? 連続ドラマの平均視聴率年間ランキングTOP30では、13位(12.6%)、ドラマ録画数ランキングでは8位にランクインしていました。
<CM>
福山さんが結婚したせいで(?)、アサヒ「スーパードライ」の売上が落ちて、キリン「一番搾り」が台頭と。 「『一番搾り』と言えば嵐だけど、全員独身。市場は正直(笑)。」と書かれてました。半分冗談だろうけど。 「ただ、彼らのCMが評判いいのは確か。実にうまそうに飲むんだよね(笑)。何よりも説得力。」 「決定権を持つのは主婦層。彼女たちが嵐に乗り換えたとしても不思議じゃない(笑)。」と。まぁ、確かにうちも、前はモルツとか多かったけど、最近はもう一番搾りばっかりだわ。私が箱買いするもんだから・・・。
産業分野別CM好感度のNo.1銘柄一覧が下に載ってて、「アルコール」部門では、キリンビール「一番搾り」(嵐)、「医薬・健康」部門では久光製薬の「アレグラFX」(大野智)がNo.1となってました。サトシーラさん、嬉しいな~。
<音楽>
アルバム年間ランキングTOP20では、嵐の「Japonism」が88.7万枚で1位、シングル年間ランキングTOP10では、「青空の下、キミのとなり」が57.2万枚で8位、「Sakura」が52.1万枚で10位で、アーティストトータルセールスは嵐が1位で137.7億円でした。 これらはオリコンの2014年12月29日~2015年11月1日のデータなので、正式なオリコンの年間ランキングとは異なるそうです。 「金額ベースでのアーティストセールスを見ても、シングル3位、アルバム2位、映像ソフト1位とバランスが良く、約140億円で1位に。」とありましたが、まんべんなく強いですよね。 自分のことを考えても、曲が聴きたいからシングルもアルバムも買うし、ライヴも観たいから映像作品も買うし、どれも外せないもんな~。
Billboard JAPAN総合ランキングも載っていて、嵐は「Sakura」が2位、「愛を叫べ」が3位、「青空の下、キミのとなり」が4位に入ってました。売上枚数の他、ダウンロード数、歌詞表示、ラジオ放送回数、YouTube再生、ツイート数などでランキングされているそうです。
◎ARASHI ピンナップ(p63)
2ページ大の両面ピンナップ。表紙と同じ衣装で、1ページ大×2枚と裏面に2ページ大が1枚です。これで見ると、松本さんの上着はかなりベージュがかってました。二宮さんのニットもグレー寄りかな。大野さん、美人さんですが首が詰まってなければなお良しなんだけどな~。
◎嵐 僕たちの選択(p65)
嵐のインタビューが9ページ。5人の座談会が4ページと、ソロで1ページずつです。
【座談会】
今年の活動の振り返りという感じ。1月の焼肉屋での「Japonism」打ち合わせの話とか、Mステでのバク転の話も。大野さんはバク転の練習を1回もやらずにランスルーでやっただけだそうだけど、 「むしろ練習が、怖いの!」(大野)と。そういえば、ハワイでバク転した時も、似たようなこと言ってたような・・・。 二宮さんは「多分バク宙もできると思う。」と言ってたけど、 「やめたほうがいいぞ・・・!!」(大野)と。 「3人は『2人とも頑張ってやってよ』って言わないんですか(笑)。」って聞かれてたけど、 「いやそこは、『頑張れよ』ってことじゃないんです。(中略)当時跳んでなかった人が今からやるってのは現実的じゃないのよ。」(二宮) 「3人も、僕ら2人が過去にさんざん挑戦したけど・・・っていうくだりを知ってるからね。無理にやらせようとはしない(笑)。」(櫻井) 「今落ちたら、致命的なことになるから!(笑)」(相葉)と。 そうそう、そこは無理しちゃいけないです。怪我したら大変だからね。
今のJr.はいろんなことができるし、「嫌だ」と言わなくて偉いという話で、 「俺がJr.の時はあんなにいろんなことできなかったよ。『嫌だ』も言ってたと思うし。」(大野)と言うと、 「大野さんは才能でここまできた人だから(笑)」(櫻井)と言ってたけど、そう言うと、何だか才能だけで楽に来たという感じでちょっとなぁと。。。才能はもちろんあるけど、かなりの努力あっての今だと思うしね? それは櫻井さんも知ってるはずなので、まぁ言葉のあやと思っとくわ。
嵐の場合は、”こういうコンサートをしたい→こういうアルバム”という流れだそうなので、そうすると、アルバムは完全にコンサート向けってことになるわけですよね。当然、ソロ曲もそういう流れでの選曲になるし。やっぱりオリジナルアルバムに1曲のソロ曲だと、大野さんのファンとしては足りない・・・。いろんな曲を聴きたいけど、アルバムだとコンサートのテーマに縛られるものね。そもそも1曲だけだし。そこを補完するのにソロアルバムを是非って思うんだけどなぁ。
「Sakura」はメンバーが出ていないドラマの主題歌でしたが、 「(この話を)受けるかどうか5人で話し合ったよね?」(相葉)と。「DIGITALIAN」のツアーの楽屋で、「こういうドラマで、主題歌をってお話が来てるんだけどどうする?」と言われたのだとか。 二宮さんによると、 「『アーティストっぽいからやりたい』つって。」ということで、 「最終的な決断は軽かったね(笑)。最初は結構まじめなトーンで持ちかけられたんだけど。」(相葉)と。 こういう話は上が決めるのかと思ってたけど、本人たちの意見が聞かれるんですね。なかなか興味深い話でした。
取材は名古屋公演を終わったタイミングだそうで、 「個々に新しいことに挑戦してるせいもあって・・・何だろう、緊張感がずっと続いてるというのかな。いいスタートを切ったと思う」(大野)と。 「いい顔してるもんね、終わった後。」 「順番に最後のあいさつしていくじゃん? 翔くんがしゃべってる時、リーダーの横にいるんだけど、『あ~疲れた!やりきったぁ!』って、マイクオフで声上げてる。」(松本)と言われてました。 やっぱり新しいことにチャレンジするとういことは、すごく刺激になってるのでしょうね。いろいろ話聞いてると、みんなかなりお疲れのようではあるけども・・・。
あと、宮城の話もありました。「アブナイ夜会」に相葉さんと二宮さんが出た後、5人で飲んだそうだけど、櫻井さんが2人にもらった帽子は、大野さんが被って持って帰っちゃったのだとか。家に飾ってあるそうです。
嵐としての次の一手を聞かれて、大野さんは「2016年はまず、休憩しよう。1回休んで、見つめ直して・・・。」と。みんなにツッコまれてましたが、 「こんな感じで、次の一手はまだ全く見えてない嵐です(笑)。」と、櫻井さんがまとめてくれてました。
ほんとのところは、どんな2016年になってるんでしょうね。いろいろ見えてる部分もあるのだろうけど。大野さんの演技仕事が見たいなぁ。嵐は休憩で、その分大野さんがソロ仕事してくれれば、それはそれで個人的には嬉しいんだけどな~。
【相葉雅紀】
ドラマの話と「Japonism」のソロパフォーマンスやグッズのカレンダーの話がメインかな。後輩と接する機会も増えたとか。JUMPの高木くんとご飯に行った時にちょっと深い話をしたり、一緒にトレーニングに行くJr.の子と仕事の話をしたりするそうです。
【櫻井翔】
夏の終戦関連の活動の話と、「アブナイ夜会」の話、Japonismのラップの話が1/3ずつぐらい。ラップは詞に沿って膨らませてるから、櫻井さん発信の深い意味は無いそうですが、「心の空」については、嵐自身のことを謳った詞になってるのだそうです。ただし、 「"W'ere like 五奉行"と謳ってるからといって本気で自分たちをそう思ってるかというと、それは誤解(笑)。実施はもう少し謙虚に捉えてます、と言っておきたい(笑)。」と。ラップは、ハッタリかます的アプローチなのだとか。
【松本潤】
大野さんとのロス&ラスベガスの話とツアーの話、後輩たちとの話など。 大野さんとの観劇旅行は「事務所サイドが機会を作ってくれたものです。」だそうです。ステージは4本観て、「今観たい最新のもの、改めて観たいもの、それから『これはリーダーにお薦め』というものを。」ということで、事前に希望を出したのだとか。 「リーダーに観てほしいと思ったのは、あの人なら僕以上に違いがよく分かると思ったから。僕の大好きな演出家がいるんですけど、大味じゃなく、かゆい所に手が届く細やかな作り方なんです。そういう細かさって、大野智の世界にも通じるんじゃないかと思って。実際、『面白いね』って言ってました。」と。来年は行かないのかな? 「僕とリーダーってエンタテインメントに対するアプローチの仕方が正反対なところもあるけど(後略)」と言ってましたが、演出だったり、振り付けだったり、ステージ作りという点では、お互い共通的な話もできて、松本さんも嬉しいんだろうな~と思います。 アプローチが違っても、ジャニーズJr.時代を経てきてるから、共通言語的なものもあるのだそうです。 「嵐にしやがれ」の松本さんの企画は「孤独だし、何せ不器用なんでなかなか上達しないし・・・(嘆)。」ということで、大変そうだけど、 「それより僕は、他の4人のロケに付いていきたいです。リーダーと一緒にモノ作ったりとか。(中略)相葉くんと一緒に何か調査したりとか。」ということなので、たまにはそういうのもいいかなと。来年あたりから、そういうのとか、もう少し長期的な企画とか、最初にディレクターさんが話してたようないろんな企画が出て来るのかなぁ。そろそろ大野さんの企画をオンエアしてもらいたいけど・・・。
【二宮和也】
ドラマやら映画やらの話がメイン。二宮さん、今たくさんあるからね~。2016年については、年末年始にやることが山積みということで、いっぱいいっぱいで、まだ全く見えてないとか。 「新しいアルバムを出して、そのツアーをやらせてもらえるように頑張ること。それがちゃんとできた上でしか次につながらない。それ以上でも、それ以下でもないんです。」ということで、目の前のことをコツコツちゃんとやっていく感じかな。嵐のみなさん、みんなそんな感じですね。そうやってきたから、今花開いてるんだろうなぁ。またそれがもう長年開きっぱなしというのが凄いことだと思います。
【大野智】
個展の話、次の描く作品の話、宮城の子どもたちの絵の展示や合唱の話、Japonismツアーの話、ジークンドーの話と細々盛りだくさんで話しています。今のツアーは「自分の気持ちの上でも本当に”原点回帰”です。」と。何か、いろいろ見たり聞いたりしてて、大野さんにとっての今この”原点回帰”はとっても良かったんじゃないかという気がしています。去年のハワイも大野さんにとってすごく大きいことだったなとその時思ってたけど、そういう意味では、いい巡りになってるのかなぁと。 「ロンダートバク転が怖い、怖い(笑)。でもね、ヒヤヒヤするこの感覚が懐かしい。Jr.時代は楽しかったけど、今は怖いでしかないという感情になるのも含めて今回のツアーはやっています。だからね、ライブやってる時の気持ちがすごい新鮮なの。懐かしいけど、新鮮。」と。やっぱり毎年一生懸命やってはいるけど、どこかマンネリ化してる部分もあったのかな。”いつもと一緒”的な感じで。 「暁」や「心の空」の振り付けの話も興味深いです。 「暁」は今までのソロ曲とは曲調が違うということで、 「曲を聴きながらいろんな動きをして、かなり試行錯誤して作りました。」だそうです。 「心の空」は共作だけど、その理由は「1曲の中にいろんな要素を入れてみたかったってことと、いきなり踊りがぱっと変わる面白さが出せるんじゃないかと。」と。 「和テイストの振りを考えたのも、武術の要素を取り入れたのも初めてで、振り付けの幅が広がりました。」とあって、ジークンドーが影響してるような話もしてました。ジークンドーは、いろんな”型”を習得した後は、得意分野を伸ばして、余分なことは削っていくのだそうで、 「『ジークンドーって自由形なんだ!』と思ったら、さらに魅かれました。たぶんこれはやり続けます。」と。 お~、ジークンドーは大野さんの性に合ったのね。やり続けたら、かなり上手くなりそう。岡田さんとアクション映画かドラマでもやってもらいたいわ~。私らが見られる機会があるといいなぁ。
そうそう、このソロページの大野さんのグラビア、とっても別嬪さんでした。(何か”別嬪さん”と言いたい感じなのよね。)
◎ジャニーズこの1年(p74)
ジャニーズの今年の活動について4ページにまとめられています。この間の田口さんの脱退まで載ってました。月刊にしては素早いね~。
◎今月のコンテンツガイド<邦画>p120)
P121の「邦画最新動向」のコーナーで、「母と暮せば」が紹介されています。
◎表紙の人(p129)
Mステで「心の空」と「日本よいとこ摩訶不思議」を披露したのを、ジャニーさんの誕生会で集まったみんなが観てたというエピソードが紹介されていました。植草さんから東山さんに「うれしかったね」ってメールが届いたというのを聞いて、「うそっ!」「マジ?」と驚く中、 「この中に1人、驚きのベクトルが違っていたメンバーがいました。『メールやってるんだ!』。大野サン、摩訶不思議大賞はあなたに決定です。」と。
◎編集部より(p129)
記事の冒頭に書いた、ワイド版の説明は、ここに載ってたものです。
◎次号予告(p129)
嵐的には特に何も無さそうな感じ・・・。