発売日前日にフラゲしたのに、残業だったり、東京行きがあったりで、延び延びに~。で、お昼に読みかけたら、娘が部活から帰ってきて、夜まで宿題に付き合う羽目に・・・。
というわけで、「婦人画報」です。初めて買いましたが、確かに大野さんが載ってなかったら、縁のない雑誌だったかも。何か私の住む世界とは違う感じで・・・。
★婦人画報
◎特別対談「描くことは、楽しく、描くことは、怖い」(嵐・大野智さんと山口晃画伯)(p254)
大野さんと山口画伯の対談がグラビア込みで10ページ。お2人は初対面だそうです。私は山口画伯については全く知らないのですけど(奈良さんも伊藤若冲も大野さんがらみで初めて知ったし、草間さんも名前を聞いたことあるぐらいで、だいたいが芸術の世界については知らないことばかり・・・)、いい雰囲気の対談でした。
大野さんが山口画伯に質問していることなどは、本当に興味があることなんだろうなぁと思いました。 山口画伯も、すごい人だそうなのに、気さくにいろいろ話してくれていて、興味深かったです。
欲望の渦の真ん中にいる大野さんが、どうやって自分を回しているのか?という山口画伯の質問があったとき、 「どうなんでしょう。テレビに映るとか、みられるとか未だに慣れないんです。嫌なんです。」と言ってたけど、20年やってても慣れないんだから、性格的にこの世界は合わないんだろうかね? 絵を描くことでバランスとってるってスピンオフでも言ってたから、芸能界は「お仕事」なんだな~と。
山口画伯は作品集を読んでくださったそうで、 「こういう席でほめるといやらしいじゃないですか(笑)。絶対言うもんかくらいの気持ちできたけれども。ちょっとヤバいですよ。」と、いっぱい褒めてくれてました。 「自分にちゃんと直結したものとしての作品を創るとき、言葉としては自覚していないかもしれないけれど、大野さんは必要なものをちゃんと選び取っていける人だと思いました。」と。 「どんどん次を見せてください。」と言ってくれていたのは、嬉しかったです。
最後にお互いへのメッセージが書かれていて、山口画伯の言葉は大野さんはもちろん嬉しかったと思いますが、私が読んでても嬉しかったなぁ。 「人の欲望に向き合う本業が、自分に向き合う制作にも反転して活かされているのでしょうか。」(山口)に、なるほど!と思いました。
グラビアもナチュラルな雰囲気だし、きれいだし、素敵♪ 山口画伯もカッコイイ人ですね。 対談のいい雰囲気がグラビアでも感じられました。
いや~、素敵なグラビア&読み応えのある対談を10ページも載せてくれて、本当に感謝です。