大野さんの作品集「FREESTYLE II」を発売日に書店で買ってきました。で、先日表参道ヒルズの作品展にも行って来たので、簡単に感想など。(漏れなく詳細には書いてないけど、ネタバレになるかな~。心配な人はUターンよろしく。)
作品集は、初版特典として、タツノオトシゴのぬりえ(?)が付いてたのが嬉しかったです。この絵、とっても好きなので。四つ折りにされた形で挟まっていて、本とは別の紙というところがまたありがたかったです。コピーしやすいから、本当にぬりえとして遊べるし♪ (あ、ちなみにコピーサービスは無理です。先書いときます。)
作品展で見られる作品がほとんどだけど、たまに作品展で見られないのも載ってます。「怪物くん」の裏側の骨組みたいな絵とかね。ちょっと残念に思うのは、1枚の絵が見開きで紹介されてることがあるってことかなぁ。パグもそうだし、表紙になってるフィギュアもだし。真ん中で分断されちゃうからね・・・。
画材の写真なんかも載ってて、TOKYU HANDSの袋も写ってたりするところがリアル。作品の制作過程はとっても興味深かったです。絵の途中経過とか、あぁ、こうやって描いていくんだとかね。
大野さんのインタビューは14ページ。前回の個展から今回に至るまでの経過が詳細に語られています。インタビュアーは米川さん(Satoyo Yonekawa)ということで、大野さんのことをよく知ってる方(ですよね?)なので、読み応えのあるインタビューでした。 その時その時の大野さんの気持ちとか、名前を伏せて出していた京都のグループ展の話とかも聴けて良かったです。
大野さんの似顔絵を描いた、メンバー4人の対談も10ページ(トビラページ、大野さんからのメッセージ、似顔絵の紹介含む)ありました。テキスト自体は正味6ページ。
作品展は、その日の1回目の回だったので、追加分はなくてMAX150人かな? 私は70番台だったのでちょうど真ん中ぐらい。30人ずつ区切られたエリアに集まって、整理番号順に呼ばれて入場するという段取りでした。入場前に、スタッフさんが説明をしてくれるのですが、ロープとかも張ってないし、順序も無いから、自由に見て欲しいという、大野さんの思いを伝えてくれたり、その時点で何だか既に感動・・・。
入場したエリアは混んでたので、まずは奥から。ラジオでも言ってた、「怪物くん」のキャンバスに描かれた藤子不二雄A先生の怪物くん、可愛かった~。うん、白ペン良かったです。
和室はテーブルの上の細密画が雰囲気あって良かったし、掛け軸になっていたちょんまげの子供の絵は、和室の外側から裏側が見れるようになっていて、細かさにしばらく見入ってしまいました。
私が一番いいな~と思ったコーナーは、釣りざおに釣られてる大野さんの顔があるとこ。作品集(p72)ではそうでもなかったんだけど、実物の印象は随分違いました。皮に描いた絵のオブジェもあって、何かこのエリア、とってもいいなぁって感じたんです。大野さんの鼻には釣り針がかかってて、顔は確かに切なげに見えるんだけど・・・何故か惹かれました。で、ちゃんと上の釣竿から釣り糸がつながってて、世界が作られてるなぁと思いました。
あと、大野さんの頭が壺に入ってる作品も好き。耳が欠けてたけども。 頭が金色になってて、撫でたい衝動にかられました。(よく神社とかにありそうな感じで・・・)
白い手足とレースの作品は、横からも見えるようになってるので、レースの後ろの顔も見ることができました。
作品展の表紙になってた魚見たいなフィギュアは、実際に水槽に入ってて、ちょっとコケが生えてました。実際にメダカとか貝とか入れといたら、可愛いし、コケ掃除もできて、良いかもだけど、生体と共存は難しいかな。
(追記:魚とか貝もいるらしいです。私が行った時もいたのかもしれないですね~。)
2枚のパグも至近距離で見られて感激。青や黄色などの色が入っているのが良い感じ。輪郭線とか、毛の感じ(実際に毛をくっつけて色塗ってるのかとも思ったり・・・)とか、目の中に映ってる大野さんとか、これ、実際に大野さんが描いたんだなぁと、感慨に浸っておりました。
あ、あのグッズの時計になってる絵、グッズの写真が出た時は怖いな~と思ったけど、実際の絵はそうでもなかったです。あの絵が好きかと言われると、私的には微妙なんですけども・・・😓。
小さい絵が壁にいくつか貼ってあったのが可愛かったです。ああいうのをキーホルダーとかストラップにしてくれたら可愛いのに~。
最後に入口付近のフィギュアを見ました。みんな同じ顔で、シチュエーションとか髪型とかが違ってて。サイトウくんということだけど、俳優の六平さんに見えてしまう・・・。
映像作品も、このフィギュアを使ったものでした。
入口のところに大野さんからのメッセージが書いてあるのだけど、作品集に載ってるのとは、ちょっと文章が違ってました。内容的には同じ感じだけど。
あ、メンバーが描いた大野さんの似顔絵はグッズ売り場に入る手前に飾ってありました。場所的に、大野さんの世界を邪魔しない感じになってるのが良かったです。
そう、何かねぇ、大野さんの想いが詰まった空間だったんですよねぇ。ラジオでちょこちょこ話を聞いてるものもあったし、心地よい空間だったなぁ。
グッズはロッピーで注文してあるのだけど、日記は早くつけたいと思って、1冊現地で買いました。実はロッピーで2冊買ってるので、15年分・・・。息子に、「年月日書いてたらどうすんの?」と言われて、「えっ、そういえば前使ってた10年日記は書いてたなぁ」と一瞬焦りましたが、確認すると年は自分で記入できるようになってたので良かったです。というわけで、あと15年分日記帳は確保済み・・・😓。 元気で書き終えたいものです。で、どこかで、「大野さんのソロアルバム発売決定♪」とか書きたいなぁ。3冊目も相変わらず大野さんの話題を書けてたらいいな~と思います。