梅田芸術劇場メインホールでの宝塚宙組公演「TOP HAT」を観に行きました。宙組新トップスターのお披露目公演になります。
「TOP HAT」はフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースが共演したミュージカル映画を舞台化したミュージカルで、日本初上演だそうです。 先日BS-TBSで放送された直前SP番組で、その映画やロンドンで上演されているミュージカルが紹介されていましたが、ダンスがふんだんに見られるオシャレな作品といった印象。宝塚歌劇の練習風景も紹介されていて、タップダンスが大変そうでしたが、新トップの朝夏まなとさんはダンスが得意な人だそうなので、楽しみにしてました。 あ、そのロンドン版も秋に来日公演があるそうです。
ストーリーは軽快で楽しいコメディタッチのラブストーリー。ちょくちょく客席で笑いが起こってました。 (たまに、え?今みんな何で笑ってるの?っていう時もあったけど⁉) みんなコメディも上手いな~と思いましたが、中でもベイツ役の寿つかささんがとってもいい味でした。 2幕のジェリー(朝夏まなと)とアルベルト(愛月ひかる)の掛け合いでは、アルベルトのマネをジェリーがするというシーンなのですが、アルベルトが指に引っかけた鍵をくるくる回すと飛んで行ってしまって拾ってましたが、ジェリーも同じように飛ばして拾ってました。「ハプニング!」と言ってたので、これは台本じゃなくてハプニングだったのかな? ラストもハッピーエンドで、見ていてとっても楽しいミュージカルでした😀。
タップダンスの群舞は見応えあるし、デュエットダンスも素敵♪ ジェリー(朝夏まなと)がデイル(実咲凛音)をリフトして回るところもグルグル何周したかしら???っていうほど回ってました。 朝夏さんは楽しそうにダンスを踊るし、ターンも速くて動きがダイナミック、見てても楽しかったです。 歌は朝夏さんの低音が印象的でした。そう思ってたら、娘も「低音が良かった」と言ってたので、やっぱり印象的だったようです。
フィナーレでは会場に降りる場面もあって、手拍子で盛り上がりました。
今回は羽も背負わないし、大階段も銀橋もないから地味な感じでしたが、次回の宙組大劇場公演も観に行く予定なので、楽しみです♪
「TOP HAT」は梅田芸術劇場公演は3/25~3/30の6日間ですが、この後、赤坂ACTシアターで4/5~4/20の16日間の公演があります。東京でそんなにやるなら大阪ももうちょっとやってもらいたかったなぁ。もう1回ぐらい観たかったです😀。
主なキャストは以下の通り
ジェリー・トラバース: 朝夏まなと
デイル・トレモント: 実咲凛音
ホレス・ハードウィック: 七海ひろき
ベイツ: 寿つかさ
エリス: 大海亜呼
マッジ・ハードウィック: 純矢ちとせ
アルベルト・ベディーニ: 愛月ひかる