京都劇場での劇団四季「ジーザス・クライスト=スーパースター」(エルサレム・バージョン)を観に行って来ました。 「ジーザス・クライスト=スーパースター」は、10月に通算1500回目の上演を迎えたそうです。 今日のこの公演は8月からスタートしている全国公演の最終公演ということでした。
劇団四季の「ジーザス~」を観るのは6回目。最初に観たのが1984年で、1991年、1994年、2007年2回(ジャポネスクVer.とエルサレムVer.)ときて今回。ちょっと久しぶりですが、7年も空いてるようにも思わなかったなぁ。
何度も観に行く演目はやっぱり”曲が好き”というのに尽きます。「オペラ座の怪人」にしろ、「CATS」にしろ、2回以上観に行ってるものは”曲が好き”だから。 逆に何度かチャンスがあったのに1回しか行ってないものは、曲が印象に残らなかったか、ストーリーが好きじゃないかってとこかな。1度も行ってないのもあるけどね。「ライオンキング」とか。今も大阪でやってるけど、これはたぶん観に行くことないんじゃないかな。四季がどうこうじゃなくて、「ジャングル大帝」で育ったんで、私の中ではいまだに「まんま、同じじゃねーか😡」ということで受け付けない・・・。
前回も”こじんまり”という印象だったのですが、今回もそういう印象。すごく淡々としてる感じがしました。特にマリアとか、あっさりしてるなぁと。ジーザスもあっさり目だったし。ユダは高音が何か苦しそうに思ったけど、他の回を知らないから、もしかしたらユダはずっと苦悩の中にいるから、そんな感じなんだろうか?と思ったり。 ヘロデ王は今まで見た中で、おちゃらけ度が増してた気がしました。今回の出演者の中で、一番良い印象だったかな。
最初、照明が落ちたら場内真っ暗なんだけど、ボーッとステージ上が見えてきて、荒野に人がうごめいてる様がとても雰囲気出ててゾワゾワっとしました。 他のシーンもそうだけど、群衆の動きというのがとてもいいなぁと思いました。
最後にユダ役の芝さんから挨拶があり、全国公演の千秋楽ということもあってか、その後もカーテンコールの拍手がなかなか鳴りやまず、何度も何度もステージ上に出てきてくれました。
今回の主なキャストは以下の通り
ジーザス・クライスト: 神永東吾
ユダ: 芝清道
マリア: 観月さら
カヤパ: 金本和起
アンナス: 古賀陶馬ワイス
司祭1: 佐藤圭一
司祭2: 中橋耕平
司祭3: 真田司
シモン: 佐久間仁
ペテロ: 五十嵐春
ピラト: 村俊英
ヘロデ王: 下村尊則