1/15の大野さんのラジオ「Arashi Discovery」で、振り付けの話が出てました。
「練習を楽しみ、技の開発を楽しみ、試合を楽しむ。この3つは同じくらい大切なことです」
そらそうです。楽しむことが一番ですよね~。えぇ。
さっ!これは、え~、メキシコをはじめ、数多くのオリンピックで金メダルを獲得した日本の体操選手、塚原光男さんの言葉です。
塚原さんは、え~跳馬の「ツカハラ跳び」や、鉄棒の「月面宙返り」ムーンサルトなど、え~多くの技を開発されました。
2012年のロンドンオリンピックでは、日本代表総監督を務められています。
すごいなぁ。
やっぱ楽しんだ勝ちですね、これね。
練習を楽しむ・・・ここですよね、辛いの。
辛いっていうかさぁ・・・あの~、元々練習がね、嫌いだから。
嫌いって言うか・・・何つうんだろうなぁ?
それをやんないと不安じゃん・・・ってことじゃん。
だからねぇ、試合は楽しめんのよ。でまぁ、ライブとかで言ったら本番は楽しめる。
だから、その間だよね、う~ん。
振り付け覚えて、で~何か知んないけど・・・すぐ忘れて~みたいな。
うん~っふっふっふ。
や、でもね、あの~何だろう?最近・・・だからよく振り付けしてますけど。
振付師で思うことは、曲聴いて、何か所か浮かぶのよ、ポイントだったり、頭ん中で。
それは、まぁ、技の開発に似てんのかな?ちょっと浮かぶというのは。
それが嬉しい。
で、大体の1曲の中のポイントが浮かんだら、「あ、これ行けんな」とか思うわけ。
ほんで~、頭で浮かべて、そんで、いざスタジオ入って自分で動いてみると、自分の頭の中で想像した動き? 「この動き絶対いい!」って思って、いざ自分がやると、「え?できない!」みたいなことがある。速すぎてとか。
そこでまた悩むっていう。
ソロ曲とかで昔よくあったんだよ。
自分の勝手な・・・自分がすげぇ男になっちゃってんだよね、頭ん中で。
で、これできる、あ、できるってなって、いざ自分でスタジオ行くと、「あれ?全然動けない」みたいな?
でも頭ん中ではできてるからなぁと思って。
だから絶対に、これができるようになったら面白いと思って、そこからできるようになるまで練習する。
そうすると、面白いのよ。出来てくんの。うん。
だから、自分の頭ん中の最初の想像は間違ってなかったっつうか。
だから、もうレベルアップになってんだよね。
そう、うん、想像するのは大事だね。
そこに近づけるんだよね、意外と。
それをね、開発と言う。素晴らしい!
結果、楽しくなる。
そういう経験はね、昔したことある。
う~ん、だから皆さんも是非ね、いろんな想像して下さい。
以上、大野智でした!
あ~、こうやって自分をレベルアップしてきたんだなぁというのが垣間見えて興味深かったです。時々、自分で振り付けたら自分のできる動きしか無いから面白くないという意見を見ることがあるけど、大野さんの場合、先にイメージがあって、そこに自分を持って行ってるから、結果レベルアップになってるんですね。 他の人が振り付けたら、大野さんとはまた別のカラーの振りになるだろうから、そういう意味では、いろんな人の振り付けも見たいですけど。 嵐の振り付けをする時もイメージを想像してると前に言ってたけど、誰をどう動かすかとか、移動の時間的な問題とか、ダンスレベルの問題とか、いろいろ考えることが多そうで、ソロの数倍は大変じゃないかな? Bittersweetはシングル曲だから、大野さんの振り付けした曲をTVで見ることができるのは嬉しいなぁと思います。