12/17の火曜日に、京セラドーム大阪のザ・タイガースのコンサート「THE TIGERS 2013」に行ってきました。 妹が仕事の都合で行けないということで、息子に付き合ってもらいました。観客のほとんどは50代ぐらいかなという感じ。若者は見かけなかったなぁ。息子ぐらいだと、ザ・タイガースなんて知らないし、沢田研二も知らないし、歌も知らないしという感じ。でも、岸部一徳さんが出てるので、相棒ファンの息子には、そこが付き合ってくれるポイントになったみたい。MCで官房長ネタもあって喜んでました。
メンバーは、加橋かつみ(Guitar&Vocal)、岸部一徳(Bass&Vocal)、森本太郎(Guitar&Vocal)、瞳みのる(Drums&Vocal)、沢田研二(Lead Vocal)の5人。メンバー揃うのは40何年ぶりくらい?みたいな話をしていたので、1980年代に再結成してたのは?と思ってたら、あの時は、瞳みのるさんが参加してなかったそうで。なので、「再結成」という言葉は使わず「同窓会」と言っていたというのを、後で知りました。
2部構成で、1部は洋楽カバーシリーズという感じ。メンバーが順番にリードボーカルを務めたりもしてました。ローリングストーンズやビートルズ、ビージーズなどのカバーを歌っていました。どれも原曲自体が有名なので、誰の何とはパッと出てこなくても、知ってる曲ばかりでした。
休憩が30分もあるというのにちょっとビックリでした。 60代半ばのメンバーを考えると仕方のないところかなぁと思ってたのですが、もしかしたら、観客のことも考えて(トイレ休憩とか、疲労とか・・・)くれてたのかな?とも思いました。
で、2部は次から次へヒット曲のオンパレードという感じ。周りはもう当時に戻ってるよね。瞳さんがスクリーンに大きく映ると、「ギャ~~◎※▽□×!!」とか、振りに合わせて踊るとか。私は、本当のリアルタイムは知らなくて、1980年代の同窓会の時に聴いたのが最初なので、そこまではいかなかったけど。でも、その1980年代当時、「十年ロマンス」や「色つきの女でいてくれよ」のシングル、同窓会ライブアルバム「A-LIVE」を買って、かなり聴いていたので、どの曲もわかるし、好きなんだよね~。 なので、「十年ロマンス」と「色つきの~」をやってくれたときには、かなりテンションあがりました。本当に大好きなのよ、この2曲は特に。確か、2部は「十年ロマンス」で始まって、アンコールの最後が「色つきの~」だったかな。2部が終わるとすぐ、観客のアンコールを要求する手拍子が盛り上がって、こういう熱いノリは久しぶりかも。最近のコンサートって、アンコールも「ま、あるだろう」的で、一旦座って落ち着いたり、手拍子もすぐには盛り上がらないってことが多いような気がするので。
Wアンコールまではさすがに無かったけど、メンバーは出てきて手を振ったりしてくれました。
ジュリー(沢田研二)は後半の方が声の伸びが良くて、やっぱり上手いなぁと。声もよく出てたし。加橋さんのハイトーンのボーカルを聴くと「ザ・タイガース」って感じがするしねぇ。この人がリードを取る曲は、きれいなメロディーのものが多いし、ちょっと大野さんにも歌ってもらいたいな~と思ったり・・・。 それと、瞳さんの元気なのにはビックリ。ジュリーがドラムを叩いて、瞳さんが歌う曲もあったのだけど、ステージを端から端まで走り回ったりもしてました。岸部さんも歌に味があって良い感じ。すっかり俳優さんのイメージで、歌ったりベース弾いたりという姿を見ることが無かったので新鮮でした。森本さんはコーラスほとんどやってたのかしら。常に歌ってるイメージでしたけど。音楽的なとりまとめを担当していたそうです。
いや~、楽しかったです。
席はスタンド下段の5列目で、これが嵐だったら、バクステとかセンターとか花道とかよく見えるなぁと思ったのですが、ザ・タイガースはバンドなので、メインステージのみ。ちょっと距離があったので、スクリーンを見ることも多かったです。
で、80年代の「A-LIVE」コンサート、ライブアルバムのLPとかCDは持ってるんだけど、映像を持ってなくて(当時は買わなかったので)、確か昔あったとおもったのだけどなぁと思いつつ、入手できないまま今に至っていたのですが、再結成を記念してDVD BOXが発売ということで、見ると、そこに「A-LIVE」が~‼ VHSしか発売されてなくて、初DVD化だそうです。さっきポチっちゃいました。もうず~っと欲しかったから、やっと見れる~!という感じ。私のリアルタイムはそこだから。