今日、シアターBRAVA!へ「エニシング・ゴーズ」を観に行きました。
先月は帝国劇場で上演されていたそうです。元宝塚歌劇男役の瀬奈じゅんさんが主演で、鹿賀丈史さん、田代万里生さん、大澄賢也さん、すみれさん、玉置成実さん、保坂知寿さんたちが出演されています。なかなかバラエティに富んだキャストだな~と。
すみれさんは”石田純一の娘”としてバラエティーで見るくらいだったので、歌ったり踊ったりする人だとは知りませんでした。 田代万里生さんは、去年「サンセット大通り」で観たのが最初かな。その前に「ひみつの嵐ちゃん!」で見てるけど。玉置成実さんはガンダムの歌手というイメージでしたが、プロフィール見たら、ダンスもかなりで、ミュージカルにも多く出演されてるとか。保坂知寿さんは劇団四季時代のイメージが強いですけど、辞めた後に2010年の「パイレート・クイーン」で観て以来かな。歌も芝居もキレがいいところが好きです。大澄賢也さんは、どうしても”小柳ルミ子の元ダンナ”というイメージになってしまうのだけど、再婚もされたことだし、そろそろそのイメージから離脱しないとな~。鹿賀丈史さんはもうね~、大ベテランの方ですから、改めて言うこともないですけど、自由自在な感じがして観てて本当に楽しいです。 吉野圭吾さんは、私全く知らないのだけど、役柄的なのもあってぶっ飛んだ感じが面白かったです。
コメディだし、わーっと楽しく踊ったり歌ったりの場面も多いし、ハッピーエンドだし、気軽に楽しく見れる感じ。最後のストーリー展開も読めちゃうけどね。本物の犬も出ていて、抱っこされてるだけなんだけど、大人しく抱かれてました。
→チーキーちゃん
主役のリナと一緒に出てくる女性が4人ほどいるのだけど、お腹を出したセーラー姿で踊ってる時に、みんな腹筋が割れてるのですごいなぁと思いつつ見てました。引き締まったウエストがカッコ良かったです。
あと、船上の話なので水兵さんたちが出てくるのだけど、日産CMの「ノッテコニッサン」の水兵嵐さんたちを思い出しました。あれで踊ったりすればよかったのに~。
というわけで、楽しく見れる作品だったけど、全体的にはちょっと「薄い」感じがしたかな。キャストの引きのパワーが弱いというか。曲も特別「好き!」っていうほどでもないし、私的には「悪くないけど、特別いい!ってほどでもない」ってとこかな。でも、テンポがいいし、ハッピーエンドだから、観終わったあとの後味もスッキリで気持ちよかったです。
今回の主なキャストは以下の通りです。
リノ・スウィーニー: 瀬奈じゅん
ビリー・クロッカー: 田代万里生
イヴリン・オークリー: 吉野圭吾
エリーシャ・J・ホイットニー: 大澄賢也
ホープ・ハーコート: すみれ
アーマ: 玉置成実
イヴァンジェリン・ハーコート: 保坂知寿
ムーンフェイス・マーティン: 鹿賀丈史