昨日、OBPにあるシアターBRAVA!に「サンセット大通り」を観にいきました。東京では6/16~7/1に赤坂ACTシアターでやっていたミュージカルです。大阪は7/6~7/8の3日間でした。このミュージカルは、作曲が「オペラ座の怪人」や「ジーザス・クライスト=スーパースター」「CATS」などを手がけたアンドリュー・ロイド=ウェバーで、トニー賞を7部門も受賞した作品らしいです。
が、実は個人的にはあんまり面白くは・・・無かったな。主人公の2人に全然共感できないのと、それを覆すほど曲が良かった!っていうことが無かったので。過去の栄光をずっと引きずってる大スター女優が若い脚本家を囲って、最後には出て行こうとした脚本家を殺してしまって、精神的におかしくなってるような話なんだけどね。ちょっと簡単に言い過ぎてて怒られそうだけど。たぶん、もっと2人の心情とか深いところを読み取ってそういう心の動きが面白い人には素晴らしい作品なのかも。この作品の場合、楽しめるとしたら、うわべのストーリーじゃなくて、そういう内面のところだと思うので。
ミュージカルの場合、私は曲が好きなら他は結構無視できないことはないので、結局曲が私好みじゃなかったんだろうなぁ。アンドリュー・ロイド=ウェバー作品だと、前述の3作品の曲CDで何度も聴くぐらい好きなんだけどね。今回の曲も、少し「オペラ座の怪人」の曲を感じさせるようなところが端々にはあったにはあったんだけど。。。
で、主役の2人は元宝塚トップスターの安蘭けいさんと、この間、「ひみつの嵐ちゃん!」のマネキン対抗戦に来てくれた田代万里生さん。田代さんは「嵐ちゃん」に来てくれたとき大野チームだったし、何だか勝手に親近感ありました。あと、執事役の鈴木綜馬さんの声が素敵だったなぁ。ベティ役の彩吹真央さんは宝塚出身で男役だったんだけど、ソフトで可愛い声でした。浜畑賢吉さんも久しぶりに見て懐かしかったです。というわけで、役者さん的には良かったです。
キャストは以下の通りでした。
ノーマ・デズモンド:安蘭けい
ジョー・ギリス:田代万里生
マックス・フォン・マイヤーリング:鈴木綜馬
ベティ・シェーファー:彩吹真央
セシル・B・デミル:浜畑賢吉
シェルドレイク:戸井勝海
アーティ・グリーン:矢崎広