梅田芸術劇場メインホールの「ラ・カージュ・オ・フォール」を観に行きました。前回、2009年に行った時はシアター・ドラマシティで、メインホールはドラマシティの倍以上の座席数があるから、随分パワーアップ? と思ったら、今回は4回公演だけど、前回は12回も公演があったから、前回の方が入れる人数は多かったみたい。
鹿賀丈史さんと市村正親さんがもうほんと、面白かったです。余裕も感じられるし、アドリブとかもあったのかな? 森公美子さんとか本気で笑いが止まらなくなってたみたいでした。観てる方も、涙出るくらい笑いました~。ダンサー達も、にぎやかでアクロバットもあって、観てて楽しかったです。大阪最終日ということもあってか、カーテンコールが何回もありました。「大阪サイコー!」「イエー」みたいな掛け声も観客からあったりして、面白かったです。
パンフに「ラ・カージュ・オ・フォール」の上演記録が載っていたのだけど、初演が1985年2月の帝国劇場で、鹿賀さんと市村さんの役が、岡田真澄さんと近藤正臣さん。1988年までこのペアでした。1993年の青山劇場からは岡田真澄さん(細川俊之さんの時もあり)と市村さん。1999年までこのペアで、2008年から今の鹿賀さんと市村さんになってました。出演者を見ていると、知ってる人が多いので面白いです。アンヌ役は元宝塚の方が多い感じ。今回もそうだったし。初演からずっと同じ役をやっているのはハンナ役の真島茂樹さんとダンドン夫人の森公美子さんでした。森さんにも笑わせていただきました~。
「これ、大野さんがやったら?」「大野さんが歌ったら?」「大野さんが踊ったら?」とすぐ大野さんになっちゃうのは、もう何観てもそうなっちゃうから仕方ないね。。。でも、大野さんがぱっと出られるくらい簡単なものではないっていうのはわかってるけどね。みなさん、すごいですから。だからこそ、ミュージカルやってもらいたいなぁって思うんだけどね。主演とかじゃなくても何かの役で出てくれたらなぁって思うけど、今の状況じゃチャレンジも難しいんでしょうね。そうそう、シャンタル役の新納さんのファルセットと、ファルセットを混ぜた歌はパワフルで素敵でした。これは聴き入っちゃいました~。
キャストは以下の通りでした。
ジョルジュ:鹿賀丈史
アルバン:市村正親
アンヌ:愛原実花
ジャン・ミッシェル:原田優一
ジャクリーヌ:香寿たつき
ダンドン議員:今井清隆
ダンドン夫人:森公美子
ハンナ:真島茂樹
シャンタル:新納慎也
メルセデス:大塚雅夫
デルマ:石丸貴紫
フェードラ:美濃良
オデット:香取新一
モニク:水野栄治
ロシン:富山忠
ニコル:附田政信
クロクロ:佐々木誠
ビテル:杉山有大
アンジェリック:白石拓也
ジャコブ:花井京乃助
ムッシュ・ルノー:林アキラ
フランシス:日比野啓一
ルノー夫人:園山晴子