昨日(2011年10月24日)の読売新聞夕刊に、「ニッポンの嵐」の書評(?)が載ってました。「ベストセラー怪読」というコーナーで、作家の吉野万理子さんという方が書いていて、かなりくだけた感じです。「嵐は結構好きだけど、テレビで満足、タレント本を買うほどではない」という方らしいのですが、この本は「特別」だったそうです。
大野さんの旅に特に感銘を受けたようで、
いやー、みんなイイ。もともとこの本は、非売品として全国の小・中・高校に贈られていたものだけに、すがすがしい教訓が、いっぱい詰まってます。 特にわたしが感銘を受けたのは、大野クンの旅。青森のものづくりの現場で活動する青年が、対談のなかでこんなことを言ってるのです。この街ではアーティストと一般の人の垣根がなくて、みんな生活の延長上で何かを創作して「これどう?」という感じで見せ合っている、と。それに対して大野クンも「いいなぁ」と言っています。
と書かれていました。この本読んだ時、大野さん自身もそこに住み込んじゃうんじゃないかっていうぐらい、その場に似合ってるなぁと思いました。
日常生活のなかで作りたいものを作って、誰かに喜ばれたらいいよね・・・・・・そんなところに小さな幸せがあるのではないか、と気付かせてくれたのでした。
とも。
年配の方にも読んでもらいたいとのことでしたが、 「字が小さすぎる」と。
「あなたはこの本のターゲット外だよん」と言われてる気がしてカナシイ。ぜひ、”大活字版”の発売もお願いしますっ。
と結ばれていました。
そうなんだよねぇ。これ、ポケット版になっちゃったから字もちょっと小さくなってるんだよね、たぶん。私も小さいな~と思いました。「あなたはこの本のターゲット外」っていつも痛感しています。$誌なんか小さい字でたくさん書いてあるし、写真の上に色文字とか、もう視力検査か!って感じだし。FCの会報の字も小さいよねぇ。「婦人公論」がとても読みやすかったので、やっぱりターゲット年齢ってあるんだなって思いました。