京都劇場へ劇団四季の「ブラックコメディ」を観に行きました。これはミュージカルではなくってコメディの劇で、今日のキャストは以下の通りでした。
ブリンズリー・ミラー: 荒川務
キャロル・メルケット: 濱田めぐみ
ミス・ファーニヴァル:はにべあゆみ
メルケット大佐:志村要
ハロルド・ゴリンジ:栗原 英雄
シュパンツィッヒ:川口啓史(劇団俳優座)
クレア:八重沢真美
ゲオルク・バンベルガー:高橋征郎(劇団民藝)
舞台上では暗い状態=明るい、明るい状態=暗いという設定になっていました。停電してて真っ暗という設定の中で劇が進行していくので、その間は舞台を明るくしているというわけです。暗闇(という設定)の中で、そーっと借りた家具を返しに行くところとか、暗いゆえの勘違いみたいなところが面白いわけなのですが、ブリンズリーとかクレアというキャラクターがいまいち「嫌な奴」という印象だったのと(俳優さんじゃなくてキャラクターが)、ストーリー的に何も解決せずに終わったようなところが、いまいち私には消化不良な感じでした。確かに暗闇ではちゃめちゃやってるところはそれなりに面白かったのですけどね。子供を連れて行っても良かったかなと思いました。ストーリーはともかく、暗闇で一生懸命家具を移動しているところとかは子供にウケそうだったので。